「note編集部のおすすめ」に選ばれて思ったこと
noteを始めて2年。ずっと「note編集部のおすすめ」に載りたくて、それが叶った!過去にはこんな記事を書いた。
そして、「note編集部のおすすめ」に載ったのは下記の記事。本当に嬉しい。これまでの悔しさ、頑張りが報われたようでポロポロと涙が出た。
note編集部さん、私のnoteを目に留めてくれてありがとうございます。
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私に必要だったのは、文章がうまくなる本やスキ数ではなかった。「自分」でいることだった。
今まで人生も、文章も、迷子だった。子供の頃から癖づいていた人の顔色を伺い、怒らせないように行動することが原因だったのかも。誰かのために生きるから、夢も、好きなものもない、自慢できるものもなかった。その時の自分を振り返ろうとすると、輪郭がハッキリしない夢を思い出すような気分になる。
文章を書くようになってからは、「違う自分」になろうとした。
見えない不特定多数の人に好かれることを考えるようになった。悪い癖がここでも出てしまってたみたい。
私の頭の中には、大きな迷路がある。目の前の壁しか見えてないし、不特定多数の人が考えている物事を書こうとしているんやから、ゴールが何か、どこか、自分は何を考えているのかすら分からない。
いつも旦那さんが「こっちやよ〜。」って示してくれるけど、手を引いてゴールには導いてくれない。声は聞こえるのに姿が見えない。彼の声がする方に手探りで立ち止まりながら、悔しくなりながら、たまに彼に八つ当たりしながら進んでいく。
迷子になりそうな時だけ、彼は私の元に走ってきて「そっちは違う。」と、優しく手を引いて元の場所に戻してくれる。
ようやく、違う誰かになるんじゃなくて、「自分自身」を見せようと思える。
そうすると、目の前の壁しか見えてなかった迷路が真上から見えるようになった。ゴールの場所がわかる。旦那さんはもう、私を手とり足取り導くことはしていない。一緒に迷路を歩いてくれて、私が行きたい場所へ行けるように応援してくれる。
「noteのオススメに載る」のは目標だったけど、それをメインで文章を書いてもうまくいかなかった。
文章を書くのが嫌いになるし、他の人まで妬ましくなって、文章を向上させる努力じゃなく鬱憤を溜めることに集中していたように思う。他の誰かになろうとすればするほど、自分に「不足感」が募る。
自分自身のままで想いを表現して、「いつか載ったらいいな〜」くらいの気持ちで書き続けた。そうしたら、かは分からないけど、こうして選ばれた。嬉しいな。
目標が叶ってひと区切りついたけど、ここで終わりじゃない。小さなステップでも、進み続けることが大事なんやな。頑張るぞ!
サポートありがとうございます。