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文学フリマ東京38

文学フリマ東京38にサークル参加したよ

 思えば、本作って頒布してみたい!という勢いで、全編手書きのショボいコピー詩集を作って50円で文学フリマで頒布したのが私のサークル参加歴のはじまり。
 当時なんでそんなこと考えたんだろう。まぁ、なんかとりあえず作って見たかったんですね。当時はそんな向こう見ずな拙さすらも売りになっていたような気がする。ことに文学フリマという舞台においては。

そして、時は流れて

 頒布物は手書き詩集から写真集になったが、なにかを作りたいっていうのは根本的に変わっていない。ただ、サークル活動をひとりで全部やるにはやや手に余る感じになってきた。前日までの作品づくりや事務的なことは全くもって大丈夫なのだが、当日の諸々のことがちょっとだけ小回りが効かなくなってきた感じ…これは多分、とてもよろこばしい変化なんじゃなかろうか。
 そんなわけで、この春から参加する即売会に際してゆる~く売り子さんを募ったところ、ありがたいことに売り子さんを引き受けてくださる方が現れた。

まぢか?う、嬉しすぎる…

 そんなわけで、今回はバーレスクイベント観覧で現場が被りまくることで知り合った久遠咲紀さんに売り子さんをお願いしました!

咲紀さんのnote

 ならば今回はバーレスク及びボーイレスクの布教活動をということで、我々は各々で布教用フリーペーパーを準備し当日を迎えた…

フリーペーパーと写真集と
ものの10分で設営完了し、ご満悦なババァ(こちらの写真は一部修正しました2024.6.1)
おしながき(①⑧⑨以外は通販可能です)
無料配布ZINEその1
無料配布ZINEその2(後日全編をnoteで公開予定)

開場前の一般入場待機列に圧倒される。

当日、浜松町で乗る予定だったモノレールに乗ろうにも混雑のため1本見送り、なんと咲紀さんを現地でお待たせしてしまうという状況で、これはもしや今日はすごいことになるのでは…という予感はあった。
 設営も10分程度で仕上がってしまい(2人がかりはこういうとき強い)見本誌を提出しようと呑気に会場を出た刹那、私は思わず息を飲んだ。

一般入場待機列が物凄いことに!

…過去の文学フリマでもみたことがないくらいの大人数の方々が待機列を成しているのだ!
今回から一般入場が有料になったはずなのに!
これは、うちのサークルの頒布数に吉と出るか凶とでるのか…前日に現場で撮影した写真をその場で許可いただいてフリーペーパーに仕立てるようなゆるゆるなサークル主でも、そのへんはちとばかり気にしているのであった…。
 そして、12時(アーリー開場は実施されず)文学フリマ東京38、開場!

蓋を開けたら…!

 なんと、開場から2時くらいまで来訪者が途切れず(これは明らかに咲紀さんの呼び込みと日々の拡散による効果である)14時位には無料配布類は概ねハケてしまい、残部僅少だった旧作及び今年の桜の写真集は完売してしまったのである!

分析すると

  • 傾向的にワンコイン(500円、100円)のものがよく出た感

  • フリーペーパーに注力した結果でもあるが、声かけによりフリーペーパーを手に取ってくださった方は、しっかり作品も見てくださった。こんなことなら、もう少しフリーペーパーを準備してくればよかったなあ…

  • 兎にも角にもお客さまが当ブースにたくさん足を運んでくださった(告知は大事)

ありがとうしかないね!

 昨年末の冬コミでテストプリント一枚しか頒布出来なかった当サークルとしては、大躍進の文学フリマ東京38だったわけで。
 あのときは大きなイベントではどうしてもできてしまう「日陰」にすっぽりと入ってしまったのだろうと思う。イベント参加時にはそんなこともあるのだ。
最後に
本当に今回売り子をしてくださった久遠咲紀さん、そしてあぐりーあんぐりブースにお運びいただいた皆様に心よりありがとうを伝えたいです!

【追伸】
 今回のあまりの成果に気を良くした私と咲紀さんは今後新たなレーベルにてバーレスク布教活動や肉肉しい女子生態についての作品発表を展開することにしました!
乞うご期待!

いつも会場に響き渡る、事務局の望月氏のアナウンスが今回は特に少なかった感。それだけ忙しかった、ということなんだろうか…

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