訓練された芝居、構成、さまざま技術が高い。

95分のyoutube映像、
ジェイコブズの「猿の手」の新解釈、
ホラー、サスペンス作品、
いろんな顔を持つ不思議な作品。

細かな表現が可能な、
訓練された?キャストと、
各シークエンスで、
タバコを投げつけたり、
キックしたり、
何度もリハーサルを繰り返したのであろう、
それぞれの関係をビルドアップさせる演出で、
緊張感のあるストーリーに仕上げている。

前半で、
起承転結の起を、
あるいは、
序破急の序を、
明確にはやらず、
音楽とノリで撮り飛ばし、、そうに見えて、
細かく関係を構築していくセンスはジャンル関係なし。

緻密なイメージを持って撮影、
大胆に95分に編集したのだろう。

音の配置も的確で怖さ倍増。

かって、
ジャンルムービーを解体、
アートムービーとして再構築(といっても、
イノベーション未満のレストア、
偽装以上のノワール)していった、
ニュー・ライン・シネマ、
最近だとA24、
それらの再構築すらも凌駕しそうなチーム、
今後が楽しみ。

【蛇足】

ジェイドの携帯、
呼び出し音、
リングディング・・・

黒テンガロンハットのザコシが、
いちいち頭をよぎった。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?