PMが振り返る、2022年のデータ活用
こんにちは、オグリーナ・ジョリーです。
この投稿はコネヒトアドベントカレンダーの4日目の投稿です。ユニークでインテリジェンスな仲間の記事も是非ご覧ください。
本日は、当社コネヒトの持つデータについてお話ししたいと思います。
30秒で自己紹介します!
初めまして、コネヒトです。
3人に1人のママたちに使っていただける規模に成長した「ママリ」をはじめ、ママリのデータを企業/自治体向けに分析しダッシュボード化した「家族ノート」、企業が従業員家族に伴走するためのサポートプログラム「Reworkパッケージ」など複数のプロダクトを運営しています。事業やプロダクトを通して社会課題に向き合いたい人たちが多く集まっている会社で、現在は「出生希望数(※1)と出生予定数(※2)のGAPをなくす」ことに全力投球しています。
※1 理想的な⼦どもの数
※2 持つつもりの⼦どもの数
ところで、皆さんは出生予定数が出生希望数に追いつけば、少子化が止まるってご存知でしたか?恥ずかしながら私はつい最近まで知りませんでした🙈
私たちのデータについて
私たちのデータを語るうえで、1番最初に取り上げたいのは生の声の力です。国立社会保障・人口問題研究所が5年に一度実施している出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)を基にコネヒト独自に設計した項目を追加したものを毎年実施していますが、昨年も国の調査を上回る全国10,375名のママリユーザーの皆さんが声を届けてくださいました。国の調査と同等の調査が実施できるブランドに成長させてもらった今、この声を社会に届ける責任を強く感じています。調査についての詳細はこちらからもご覧いただけます。
ママリのビッグデータについて
次に取り上げたいのは、アプリ「ママリ」を通して蓄積されたビックデータです。アプリのチュートリアルで出産予定日(もしくはお子さんの誕生日)を入力してもらうので、出産日を起点に、ママたちがいつ何に悩み、何を求めていたかが分かるのが最大の特徴です。
ママリの中に「ママリがあなたに役立つ質問をお届け」というコーナーがありますが、ここは機械学習エンジニアの@takapyが担当し、ユーザーの閲覧・検索傾向から1to1の内容をレコメンドしています。
また、検索・Q&A・属性データを統計的に加工し(注:個人情報はありません)、企業/自治体の皆さま向けにも「家族ノート」を通して提供しています!
PRも兼ねまして、「出産準備」という超ビッグイベントを使って中身をご紹介しようと思います。
一般的に、出産準備といえば産休に入った頃から行われるという認知がありますがママリの検索データを使えば、妊娠が分かってすぐ(妊娠2-3ヶ月)につわりに関する情報収集が始まり、いつまでこの苦しい状態が続くのか数ヶ月(妊娠2-6ヶ月)にわたり検索し続け、妊娠4ヶ月目以降、やっとの気持ちでわが子の胎動を確認し「なんとか無事に産まれてくれる」と安堵し、胎動を確認したタイミングからようやく出産準備について検索を始めるという一連の心の動きを時系列で知ることができます。
初めての出産を迎えるご家族で、自分や妻にどんな変化が起こるのか先回りして知りたいというエンドユーザーニーズにも応えることができますし、企業の皆さんは「いつ商品購入を検討するのか?購買障壁はなんなのか?」を知ることができます。
私たちにとっても商品開発や売場作りにデータが活用されることで、ママリの中でも外でもユーザーの皆さんの暮らしをサポートすることができます。アフターテックカンパニーを目指す私たちの大きな一歩だと自負しています。
データをつかった取り組みについて
ママリは今年8年目を迎えました🎉
8年間、ママの毎日を見守ってきたわけです。
先日も当社のCSグループの定例で「このユーザーさんはお子さんが◯ヶ月で、十分に眠れてないだろうからXXXの案内がいいね」など、ユーザーさんを数字として見ることなく、日本中のママたちの心のインフラとして大切に大切にこの場を守ってきました。
一方で毎日のように見かける、相談投稿もたくさんあります。
今日解決しても明日また同様の質問投稿が上がってきてしまう、どうにか先回りして悩み解決を手助けできないかという想いから「家族ノート」を作りました。
まだまだ道半ばですが、私たちの持つ「データ」は社会課題の解決とビジネスシナジー、そして暮らしへの還元を叶える大切なアセットです。このデータアセットを使って、2023年も新しいチャレンジを続けたいと思います。
最後までお読みいただき有難うございました👋
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