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副業から初めて月5万円の売上目標!!製造許可を取ってお試し起業

こんにちは!
阿蘇小国郷ピクスル本店です。

当店で行っている
「小規模食品メーカーの作り方 企画から販売開始までの実践講座」
について色々と記事を書いていると質問を頂くことがあります。

その中で
「なるほど、これから始めるなら気になりますよね(^^♪」
といったものがあるのですが、その中から今回は比較的多い質問について書いてみますね。

その前に、副業から初めて月5万円の売上を目指すことをお勧めしています。
ご自身でお店をもって起業することを望んでおられる方も多くいらっしゃると思います。
ただ、どうしてもリスクが付きまとってきがちです。
なら極力リスクを減らして今の収入を確保したままチャレンジする方法をご紹介しています。
是非読んでみて下さいね。

では、「なるほど」と思った質問のお話です。

これはこれから加工食品を作ろうと考えている方既に商品を製造をしていて思うように販売数を伸ばせていない方共通で出てくる内容です。

それはずばり「味」についてです。

これから始めよと考えている方は
・「やっぱり味で売れ行きは決まるんですよね」
・「調理師免許持ってないとだめですよね、味の作り方が分からないので」
・「パティシエでないと無理なんですよね、美味しく作れないから」

既に商品を製造している方は
・「味は抜群です、食べたらわかります」
・「うちの商品は日本一です、でもお客さんに伝わらない」

といった質問を受けることが多いです。

私は調理師免許を持っていませんし、パティシエでもありません。
ですが「漬物製造業」や「菓子製造業」の営業許可を保健所から取得していて商品の製造販売を行うことができています。
では味で売れ行きは決まるか、・・・経験上、味は売上を左右する一つの要素です。必ずしも味がいいから大きく販売数を上げているかというとそういうこともありません。
飲食店でもよくありますよね、とても美味しい料理を出すお店だったのになくなったよねといったお話。
加工食品でも同様でとても美味しかったのに販売がされなくなった商品も存在しますよね。

既に商品を販売されている方の質問ではもっと顕著に味と販売数の関係が表れていると思います。
「食べてもらったら分かります」「うちは日本一なんです」
でも売り上げがある程度で頭打ちになったりなかなか小売店さんに採用されなかったりしていることがあります。
「食べてもらったら分かります」とおっしゃる方には
「では全てのお客さんに試食してもらわないと売れないかもしれませんね」
正直、みんなに試食してもらうなんで無理だと思います。売り場ごとに人員を配置して試食なんてしてしまうと人件費だけで莫大な経費が掛かります。
「うちは日本一なんです」とおっしゃる方には
「その通り、とても美味しいと思います。でもね、何をもって日本一だと証明できるんですか?」
とお話することがあります。

こうおっしゃる方の商品のパッケージを拝見してみると説明不足があることが多いです
それぞれの食品メーカーさんはとても努力をしていて美味しいものをお客様に届けようとしています
そのためにお金をかけて試作をしたり味が良くなるように改良したり様々な手段を講じています
例えば安心できるように国産の原材料を多く使って食品添加物も使わない、アレルゲンになる原材料も避けて商品作りをしていたとします。
でもパッケージにはその努力は一言も書かれていませんし写真や絵にも表現されていません。
「なぜ一生懸命やっている努力を書いてお客さんにアピールしないんですか?それって商品の付加価値なんですよ。」
とお聞きすると
「当たり前だと思っていたので。」
「アピールするなんて仰々しいと思ったので。」
「わかってもらえると思ったので。」

なんて答えがよく帰ってきます。
日本人特有な奥ゆかしさなのかもしれませんが、それではせっかくの努力がお客様に伝わっていません。
逆にお客様がそのことを知ったら
「早く教えてよ~」
と言われるかもしれません。

「うちは日本一なんです」とおっしゃる方も、実は有名な賞を取っているのにどこにもその情報が書かれておらず製造している本人しか知らないといった状況があったりしました。
これもお客様から
「早く教えてよ~」
と言われかねないですよね。

つまり、きちんと商品の良さをパッケージやPOPなどで表現できていないのです。
だから
「食べたらわかります」はちゃんと表現できていないから食べてもらわないと伝わらない
「うちは日本一なんです」は実績の説明をしていないからお客様には分からない
が起きているんです。

味は売上を作用する一つの要素ですが、その商品の良さを伝えるデザインはもっと大事、誤解を恐れずに言えばデザインが売上を左右すると言ってもおかしくないと思っています。

この最後の部分だけを切り取って聞かれてしまうと
「じゃあ、味はどうでもいいんですね」
と言う方がいます。
その方には
「今どきの食品で美味しくない商品は存在してはいけないと思います。美味しいことは最低限必要なことで我々食品のプロは美味しいとか美味しくないとかその次元のお話はしません。ただ、世界一美味しい、日本一美味しい必要はなく一般的に美味しい商品を作っているのです。」
とお答えしています。

今回は「味」について書いてみました。
日本一、世界一にこだわって何年も試作を繰り返し納得ができないので加工食品の販売ができていない方に相談を受けたことがあります。
その方には
「大変失礼ですが今の活動は研修者がやることで加工食品を作る人がやる事ではないと思いますよ」
とお話すると急に疑問が晴れたようで早速現状の商品で販売を開始してお客様に大変喜ばれる方もいました。
パッケージの作り方のアドバイスはしっかりとさせて頂いたのですけどね(^^♪
味が良いことは最低限必要です。
ただそれにもまして必要なのはお客様にその商品の良さをどの様に伝えるかです。
最も効果的なのはその商品自体のパッケージデザインで伝えることで、最重要課題だと思います。
まあ簡単にデザインといってもそれまでのマーケティング・ターゲティングやブランディング、企画段階で周到な準備が必要なので簡単にはいかないと思いますがデザインと重要性を理解できる良い例になるのではと思い書かせて頂きました。

商品の企画の仕方、マーケティング・ターゲティングの仕方とブランディングの仕方、この辺は専門に勉強するか前職で経験がないとなかなか難しい部分があると思います。
この辺の詳しい内容を当店の「小規模食品メーカーの作り方企画から販売開始までの実践講座」で詳しく教えています。教えるだけでなく一緒に活動しながら実践的な指導も行っています。
興味を持った方はこのページの下部にある
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からご連絡下さい。
講座の詳しい説明と金額面などお知らせします。
コメント欄に記載いただいても講座についての詳細はお答えできませんのでご注意ください。

当店の代表的商品である「阿蘇小国郷ピクルス」の製造方法を丸ごと教えて、その上に講座も行うコースを準備しています。

お客様にも小売店様にもご好評いただいている当店の「熊本野菜のスパイスカレー」の製造方法を丸ごと教えて、その上で講座も行うコースを準備しています。

ビジネスとして加工食品の世界にチャレンジしたいと思っている方
夢は叶えるためにあります!
夢を叶えるには行動あるのみです!
行動しなければ失敗はありませんが、成功することも決してありません!
頑張る皆さんを応援しています(^^)/
まずは副業からやってみませんか?
月5万円の売上を目標に計画的にやってみると意外に夢が叶っちゃうかもしれませんよ。

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