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経営理念を浸透させる重要性

経営理念は浸透させないと意味がない!

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(深石)理念経営はエックスラボでも力を注いでいるところ。すごくいいテーマですね。ちなみに堀部さんは経営理念を浸透させる必要性は感じますか?

(堀部)経営理念があっても、社員がそれを覚えていなかったら意味がない。やはり、浸透させる必要はありますよね。

(深石)経営理念があって言語化もしているけれど、社内にちゃんと浸透しているかは全く別のこと。
コンサルティングをしていると、言語化・見える化していても、社内には全く浸透せず、みんなバラバラの方向を見ている、ということが良くあります。

結論からいうと、「経営理念は浸透させないと意味がない」。それは、組織基盤を強くするため、それに尽きます。

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経営理念が浸透していないということは・・・!?

(深石)経営理念が浸透していないということは、社員がそれを認識していないということです。つまり、言語化していないも一緒。さらに言うと、経営理念がないのと一緒。

そう言っても過言ではありません!

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・存在している理由
・行くべき未来像
・大切にしている価値観

そうした事業・組織の目的や、目標および基軸となる価値観が無いのと一緒ということです。
結構、深刻ですよね・・・。

もっと深掘りしていくと、チームとして行くべき目標もなく、チームとして存在している目的も無ければ、共通認識する価値観も無い・・・。
社員はそんな場所にいる、ということになってしまう。
経営理念が社内に浸透していないということは、そこに行きつきます。

経営理念をしっかり浸透させることは、チームであることをしっかり定義するということなので、組織基盤をしっかり固めることに繋がります。


(堀部)前職の経営理念を覚えているかと言われると、正直覚えていないんです。理解しようとも思っていなかったかもしれない。自分がその会社でどんなスキルを活かしたいか、ということしか見ていなかったのかなと・・すごく反省します。

(深石)でもそういう会社、組織ってすごく多いと思います。
僕も新卒で入った会社の理念、覚えていないです。毎朝朝礼で唱和していたのに。
暗記はしていたけれど、日頃の行動や業務、お客様への価値提供に結びついていていなかったんですね。

(堀部)ただのルーティンになってしまってはダメなんですね。

(深石)もったいないですよね、経営理念を浸透させないことには、パフォーマンスが最大化しない。
いろんな仕事、業務がある中で、一人一人の役割を持ち、限られた時間でパフォーマンスを出す・・・。
その中で、組織理念が浸透していないと、バラバラなところへ向かって行ってしまう。
組織として機能しなくなってしまう。

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経営理念がしっかり浸透していると、組織の力は最大化していく!

しっかりと社内に経営理念を浸透させることができている組織はどうなるかというと、明快です。
組織の力、チームの力は最大化していく。
やりがい、面白さにもつながっていく。

だからこそ、せっかく経営理念を言語化しているのであれば、次はそれを社内に浸透させるということに対して、もっと意識を向けて行ってほしい。
必要性や重要性に今一度目を向けてほしいと思います。

【実践のコツ】今回のワンアクション

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(堀部)最後に、実践のコツとして、深石さんからワンアクション、ご紹介いただきます。

(深石)今回のワンアクションは、「経営理念がコミュニケーションの中で浸透しているか、チェックすること」です。

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コミュニケーションの中で経営者・リーダーが意図的にキーワードを出して、反応をみる。
行動指針や経営理念に定めている言葉が、コミュニケーションの中で流通しているかどうか、チェックしてほしいですね。

今回は経営理念の重要性についてお伝えしました。ぜひ実践していただければと思います。