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本当に「その商品の価値」は顧客に届いていますか?

こんにちは!
OGSシニアコンサルタントの深石です。

毎週日曜日の22時からTBS系列で放送されている
「日曜日の初耳学」はご存知でしょうか?

東進ハイスクールの林先生がMCを務め、
色んな「初耳」を送り届ける番組ですが、
2021/11/14のゲストは私が大尊敬・大崇拝している
敏腕プロマーケターの「森岡毅」氏でした。

普段はあまりテレビを見ない私なのですが、
たまたま流れていたテレビCMで
森岡氏が初耳学に出演されることを知り、
久しぶりにワクワクしながらテレビ番組を観ました。

そして、その番組の内容は本当に本質的であり、
森岡氏が発する種々の言葉やその一挙手一投足が
私の心に突き刺さりました。

今日は、その番組内で森岡氏が提唱されていた内容を
私なりの解釈も交えていくつかご紹介したいと思います。

1.顧客ニーズを初期段階でしっかりと把握する

何か新事業を興す際や、既存事業をスケールさせようとする際、
本当に顧客ニーズがそこにあるのか?ということを、
【合理的に判断】することが非常に重要である、ということ。

森岡氏は得意の数学マーケティングを駆使し、
データ・ファクト・ロジックをしっかり固めてから、
情熱的に事業や組織を動かしていくことで、
CMOとしてUSJを復活に導きました。

また、番組内では、

「事業に対する情熱や熱量が大きい人ほど、
 冷徹で鋭利な客観性(=数学)を持たないと失敗する」

とも提唱されていました。

これはまさに本質で、
ついつい、事業に対する情熱や想いが優ってしまい、
冷徹なメスで勝ち筋を見出すことが疎かになりがちです。

冷たさだけでは【人がついてこない】ですが、
情熱だけでは【道を間違えてしまう】ことに繋がるため、
自分を信じてついてきてくれた大切な仲間を、
路頭に迷わせてしまっては元も子もないため、
しっかりとこの両輪を固めることが重要ですね。

2.実際に価値があること≠消費者の頭の中にあること

これもよく言われることです。いくら良い商品があっても、消費者に認知されてない場合、その商品は存在していない(つまり価値がない)ことと同じ。

また、供給側(企業)が「価値がある」と思っていても、
需要側(顧客)がそれに価値を見出していなければ、
それまた単なる自己満足や自己評価で終わってしまいます。

番組内では、

「物自体を変えられないときには、お客様のメガネを変える」
「文脈を変えることによって、中身の価値を操作できる」

と森岡氏は提唱されていました。
これもまさに、マーケティングの為せる技というか、
マーケティングの威力や醍醐味になりますね。

皆さんが提供している商品やサービスも、
知ってほしい顧客にその価値が正しく伝わっていますか?

また、商品やサービスを「価値がある」という文脈に
置き換えて訴求できていますか?

森岡氏が言われる通り、
「マーケターは、消費者の本能を誰よりも理解している存在」
でなければなりません。

ぜひ、消費者理解を今後も追求していきましょう!


3.定数を変数に変えようとするな


これまた本質論で「参りました!」という感じですが、
私たちに与えられている時間は1日24時間しかありません。

その限り在る時間をどう使っていくのか?

という問いに対する私の答えは、

「自分が変え得る要素に時間を投下し、
 自分が得たい結果や成果を獲得していく」

ということ。

自分がどうあがいても変わらない、変えられない、
不動・不変の要素(つまり定数)に対して、
自分の貴重な時間やリソースを投下すること以上に
贅沢な時間の使い方はありませんし、
それは社会の仕組みを理解できてないことと同義です。

そもそも、定数と変数という概念すらない人もいます。

また、その概念はわかっている人でも、
データ・ファクト・ロジックが不十分な場合は、
定数を変数と、変数を定数と誤認識する可能性もあります。

この変数と定数に関しては、
弊社OGSの人事評価制度トレーニングにおいて、
KGI達成に向けたKSF→KPIを見出す際にもお伝えしてます。

事業や組織は、リーダー次第で決まります。

ぜひ、事業責任者であるリーダーの皆さんが、
事業構造の理解度や解像度を上げ、
定数や変数を因数分解し、事業成長させるための
キードライバーは何か、を見極めてください。

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また、弊社では経営者の方が、
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という、真摯な気持ちを支援したいと考えています。

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