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継続する人にない力とは? 【ぷろおごvoicy文字起こしvol.75】

この記事はプロ奢ラレヤーのvoicy『継続のジレンマ』(2021年7月24日公開)を元に作成したものです。
この放送回は「百合漫画家読書家、光さん」の提供でお届けします。


はい、どうも。
この配信は過去累計4000人にメシを奢られてきた浮浪者が発見した人間あるあるを独り言のようにただ垂れ流すだけのラジオです。
物好きな人だけ聞いていってくれればと思います。

何かを始めるとき、みなさんはどうやってそれを継続するか?と考えると思うんですが、どうでしょうか。

今日は継続のジレンマについて話していこうかなと思います。


継続のジレンマとは?


まず、続けるっていうのはすごいことだと思うんですね。難しいし、無条件にえらい感じがするし、世間的にも「続けてるやつがえらい」そういう風潮がありますよね。

しかし、何かを成し遂げるためには継続させることが重要になる局面はあると思います。続かないってことはある意味、やってないのとほとんど同じなわけですよね。

例えば、受験勉強でもビジネスでもそうですが、1日頑張ったからといって全体から見ればあんまり意味がなかったりして、1日頑張った人よりも100日頑張った人の方が大きな成果を出すことが往々にしてあるものです。

そこに、継続することが重要であるからこそ陥りやすい継続のジレンマがあると考えます。それは、やめる力がない状態を継続と認識することです。


やめられない人々

端的に言うと、「やめる力がない」ことを「継続している」と言い換えてる人が結構いるんですよ。自分にやめる力がないとは言わずに、あるいは自覚せずに、継続しているということだけに注目して、思考停止している状態は非常に危険だと思いますね。

人間あるある no.76

やめられないマン
継続を掲げて思考停止しがち

継続が大変であるのと同様にやめることも大変なんですよね。人には惰性というものがあり、これまでやってきたことを急にやめたりするのは惰性に逆らうことを意味しますよね。

慣性の法則とか学校でやりましたけど、すでに動いているものを止めるのは非常にエネルギーが必要じゃないですか。継続だけが生きていくのに必要というわけではないですよね。状況に応じてやめたりやめなかったりすることが求められます。


やめられなくて失うもの

何かにつけてやめどきってあると思うんですよ。例えば、たばこやアルコールもそうですけど、食べすぎだったり遊びすぎだったり、やめることを必要とするフェーズって結構ありますよね。

それをすべて継続と言い換えてしまえば、やめる機会は奪われてしまいますよね。やめることで何かを始められることってあると思うんですよ。リソースや自分が今持っている習慣にあてていたものが余ってきますからね。

何も始められないってことは何も続けられないってことに言い換えられますよね。だから、やっぱり辞めるっていうのは非常に大事なんですよ。

やめることと続けることはコインみたいに表裏一体なんですよね。
何かをやめる力がない人は何かを続ける力もない、これを踏まえた上で継続することが活きてきます。続けることができる人はやめることもできるんですよね。

はい、継続することは大事だけれど、それと同じくらいにやめることも大事だという話でした。

浮浪者が何言ってんだって話ですけれども、そんなことをふと思いました。

今日はこれでおしまい、バイバイ


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