花とごはん@福岡県小郡市

小郡市松崎駅近くに約700坪の土地と築90年以上の古民家を購入。植物&料理好きの男性で…

花とごはん@福岡県小郡市

小郡市松崎駅近くに約700坪の土地と築90年以上の古民家を購入。植物&料理好きの男性です。古民家改修や土地開拓中。植物や料理や古民家に興味がある人は連絡下さい。ogori.matuzaki@gmail.com youtube:https://cutt.ly/1fCBkFn

マガジン

  • これまでやってきたこと。これからやっていきたいこと

    これまでの過去とこれからやっていきたいことを書きます。随時、更新中の記事です。

最近の記事

雨漏り事件〜線状降水帯による大雨〜

2021年の8月中旬。線状降水帯 が発生して九州は2週間近く雨が降り続きました。 その長雨の始めの頃の出来事です。小郡では8月11日の夜から本格的に雨が降り始めました。トタン屋根にあたる激しい雨音を聞きながら翌日を迎えました。その翌日。12日の朝。同居している友人が仕事を休みにして家に残っていました。この日は大雨になるのが天気予報を見て事前に分かっていて、「大雨の中、自転車通勤で職場に行くのがめんどくさい」と言って有給休暇を申請していました。 9時を過ぎた頃、その家に残っ

    • 田舎で出会った動物たち② ~侵入経路の推理~

      2020年の夏は過ぎました。近所で2匹ほどアライグマが捕獲されたと聞いてから姿も見かけなくなりました。すっかり近所からアライグマはいなくなったと思っていました。そんな中、2021年の5月末にから小郡市に完全移住をすることになりました。それから半月弱が過ぎた6月下旬になりました。 いつも通りに布団を敷いて寝ていましたのですが、深夜3時を過ぎたことのことです。天井からカツカツカツカツと音が聞こえてきて目を覚ました。それからゴトリと音がして、今後はトットットットッという音が聞こえ

      • 田舎で出会った動物たち① ~天井に潜んでいた動物は~

        農村部で生活を始めてから都心部では、なかなか遭遇することのできない動物たちと出会いました。そんなご近所にいる人間以外の動物たちについて書いていきます。 ◇ 古民家を買って屋内の解体作業をしたりしている時でした。「なんか獣臭い匂いがする……」と感じることが多々ありました。屋内にお菓子などの食べ物を置いて帰ったことがあるのですが、数日後に来てみると、袋が破って食い散らかしていることもありました。最初の頃は「近所の猫が屋内に入ってきて荒らしているのかな」と思っていました。家の下

        雨漏り事件〜線状降水帯による大雨〜

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        • これまでやってきたこと。これからやっていきたいこと
          26本

        記事

          生活排水・雨水の排水処理について⑨~今後の工事に関して~

          アースオーガで何十箇所も縦穴を掘ってみて分かったのですが、僕の土地の地層は、砂利や小石が混じった地表部があって、その次に固い土の層があります。どうやら雨水は固い土の層までは時間はかかるものの浸透できるみたいです。問題は次の粘土層のようです。この空気と接することのない灰色に粘土層が出来ているせいで、それより下の柔らかい土の層に浸透していません。アースオーガで掘ったら、数十センチ掘れば粘土層が出てきました。それより下に掘り進めるとまた柔らかい黒土の層になります。 アースオーガで

          生活排水・雨水の排水処理について⑨~今後の工事に関して~

          古民家の断熱対策について①〜南側に植えてある樹木の効果〜

          2021年の5月29日、やっと小郡に引っ越してきました。それまで休日のたびに小郡に通っていましたが、往復一時間半の移動の時間から開放されました。一日中、小郡の家で生活するようになってから気がついたことがあります。 それは昼間の12時から14時にかけて思ったよりも家の中が涼しいことです。来客した人たちも「田舎だから涼しいね」と言っているのですが、11時台は少し暑く、12時から13時台は暑さが弱まって割と涼しく、14時台以降からは暑く、夕方の早い時間帯から割と涼しい時間が始まり

          古民家の断熱対策について①〜南側に植えてある樹木の効果〜

          生活排水・雨水の排水処理について⑧~畑や家屋周辺の施工例~

          穴に埋める瓦に関しては、土地の整備中に地中から掘り出した大量の瓦や陶器やガラスがありました。また、竈や祠や汲取式トイレの汲取口などはつり機で破壊したのですが、それらのコンクリートやモルタルやレンガの破片を処分するために、種類ごとに土嚢袋に入れて、倉庫に保管していていました。土嚢袋100袋は超えていました。これらを穴に埋めて排水対策に使うことにしました。 さらに瓦に関しては、近所の2軒が山のように古い瓦を積み上げて置いていて「いらないからあげる」と言われ、もらったものです。ち

          生活排水・雨水の排水処理について⑧~畑や家屋周辺の施工例~

          生活排水・雨水の排水処理について⑦~ボラ土よりも籾殻の方が有効だった~

          このアースオーガを使って縦穴を掘っていて気がついたのですが、穴を掘って埋める際に、最初はボラ土を使っていました。しかし、ボラ土では何回か雨が降った後に見てみると、周囲の土と混じり合ってボラ土を入れた穴は消滅してしまい、結局は排水の悪い状態に戻っていました。数週間もすると、地表を見る限りボラ土を入れていることすら分からない状態に戻っていました。試しにスコップで掘って地中部を確認するとボラ土の粒子は残っていて、全く排水性が改善されていないということはないのですが、それでも劇的に改

          生活排水・雨水の排水処理について⑦~ボラ土よりも籾殻の方が有効だった~

          古民家再生で役にたった物~書籍:雑木の庭、土中環境~

          僕の購入した古民家のある土地は平らで、排水先がありませんでした。雨が降るとびちょびちょになって、地面がぬかるんでしまいます。ボラ土を買ったり暗渠パイプを買ったりして排水対策をしたり、『現代農業』という雑誌を読んでアースオーガで縦穴を掘ったりと、いろいろな排水対策を試してきました。 そんな中、高田宏臣さんの書いた『これからの雑木の庭』『土中環境 忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技 』という本に出会いました。 もともとは排水対策に関してインターネットで調べていた際、高田さん

          古民家再生で役にたった物~書籍:雑木の庭、土中環境~

          写真で改修前と後を比較①~屋外編~

          屋外に関しては改修ではなく開拓前と開拓後を写真で比較していきます。 まず、こちらは北側の道路の開拓前の写真です。 この藪は、当初は3人で共同所有されていました。小郡の物件を購入した際も所有者とコンタクトが取れずに、開拓ができませんでした。その後、不動産会社を経由して所有者とコンタクトが取れたので伐採の許可をもらいました。さらに所有者から土地を売りたいという話が来ました。この北側の密林のせいで冬になって道に雪が積もった際、なかなか雪が解けなくて困っていたと地元の人から聞かさ

          写真で改修前と後を比較①~屋外編~

          壁につける本棚を作ってみた

          「ロイヤル」の棚がおすすめだと言われたので、つけることになりました。 そこで「ロイヤル」に買う方法や、どんなことに気を付けて注文をするか、何が必要か、などを聞きたくて電話したところ、「詳しくはカタログを見てくれ。個人には売れません。ホームセンターか金物屋さんを通してくれ」と、とてもつれないお返事をいただいたので、ホームセンターに注文をお願いしました。質問も、個人は全く相手にしてくれないので、僕の目の前でホームセンターの方から電話してもらいました。変な構図です。この時点でだい

          壁につける本棚を作ってみた

          生活排水・雨水の排水処理について⑥~縦穴掘り~

          ボラ土はいまいち効果が出ませんでした。これからどう対策をしていこうと考えていた矢先、定期購読している『現代農業』という雑誌の2021年3月号を見ていると「縦穴掘り」の特集が組まれていました。 エンジン式のオーガで畑にいくつか縦穴を掘って、そこに籾殻などを入れ埋めていき、地下に浸透させ排水を改善するという内容でした。 この特集を読んで「縦穴掘り」をやってみようと思い、倉庫に眠っていたハイガー産業の「アースオーガ」を出しました。 なんで「アースオーガ」なんてものが倉庫に眠っ

          生活排水・雨水の排水処理について⑥~縦穴掘り~

          The czechoslovak cookbookチェコとスロバキアの料理

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          帳場箪笥を置いてみました

          帳場箪笥を置いてみました

          たくさんのふしぎ「ジミンちのおもち」

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