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生活排水・雨水の排水処理について⑥~縦穴掘り~

ボラ土はいまいち効果が出ませんでした。これからどう対策をしていこうと考えていた矢先、定期購読している『現代農業』という雑誌の2021年3月号を見ていると「縦穴掘り」の特集が組まれていました。

エンジン式のオーガで畑にいくつか縦穴を掘って、そこに籾殻などを入れ埋めていき、地下に浸透させ排水を改善するという内容でした。

この特集を読んで「縦穴掘り」をやってみようと思い、倉庫に眠っていたハイガー産業の「アースオーガ」を出しました。

なんで「アースオーガ」なんてものが倉庫に眠っているのかというと、そもそもを購入した目的は、竹の伐根に使えないかと考えたからです。家屋の近くや、家屋内の地面に生えている竹の近くにオーガで穴を掘って伐根できないか考えたからでした。でも買ってみたものの「使えない」とすぐに判断して、いつか農業支柱を立てたり、ビニールハウスの骨組みを手に入れて支柱を立てたりするのに使えるだろうと判断して倉庫に眠らせていました。まさか、こんなに近いうちに日の目をみることになろうとは買った本人ながら思いもしませんでした。

購入したのは「アースオーガ 穴掘り機 エンジンオーガー 71cc 2サイクル 40mmドリル付き」です。

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※写真の接続しているドリルは「150mm」。接続してないのは「40mm」です。

それと替えドリルの「150mm」と「300mm」を買いました。ドリルに関して言えば、購入時についてきた「40mm」はほとんど使用していません。一番使用頻度が高いのは「150mm」で、次に「300mm」という頻度で使用しています。「150mm」の穴を複数掘った方が有効だと分かりました。ただ、竹の伐根に使用できないと分かってから、これらドリルも全て倉庫に眠っていました。ちなみに、この縦穴堀りが有効だと分かってから「50cm 延長棒」も購入しました。この延長棒ですが、現時点でそこまで使用頻度は高くありません。

たまたまだったのですが、購入していた倉庫に眠っていたアースオーガを引っ張り出してきて使用してみました。オーガを地面に突き立ててエンジンを始動して縦穴を掘ってみました。

最初のうちは使用方法の要領が掴めなかったのですが、何度か試していくうちに分かってきました。地面の中に石や太い木の根があった場合、自動で緊急停止されます。一度に、最後まで掘るのではなく、途中で何度か引き上げながら深く掘った方がよいです。一度に最後まで掘ると、抜けなくなる可能性があります。もし抜けなくなったらエンジンを切って、逆回転をすれば抜くことができます。もし次にオーガを買うのであれば、多少高くても、最初から逆回転機能がついたオーガを買うと思います。基本的に地面を掘りだけであれば一人でも可能なのですが、途中で何度も持ち上げる必要があるため二人で作業するようにしました。二人で持ち上げながら作業した方が腰にとっては安全で、ちなみに友人が一人で使用した際、地面から引き抜こうとして腰を痛めました。それからは、オーガを使用する際は二人で作業するようにしています。

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