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壁につける本棚を作ってみた


「ロイヤル」の棚がおすすめだと言われたので、つけることになりました。

そこで「ロイヤル」に買う方法や、どんなことに気を付けて注文をするか、何が必要か、などを聞きたくて電話したところ、「詳しくはカタログを見てくれ。個人には売れません。ホームセンターか金物屋さんを通してくれ」と、とてもつれないお返事をいただいたので、ホームセンターに注文をお願いしました。質問も、個人は全く相手にしてくれないので、僕の目の前でホームセンターの方から電話してもらいました。変な構図です。この時点でだいぶ、ロイヤルから買うの、もうやめようかな、、と心が折れそうでした。棚柱、棚受け、棚柱のねじ、棚受けのねじなど、当然ですが、それぞれ長さや大きさを全部指定しなければいけません。本を乗せるのに幅はどれくらいにすべきか、耐荷重など、ホームセンターの人もよくわからないので、自分だけで決めなければならず、不安ばかりでした。文庫本のために、奥行20センチの棚受け、その他の本には25センチの棚受け。幅は約60センチの間をとればいいかなと、棚柱の本数を計算しました。考え、注文してから、二週間くらいで届きました。

実際取付作業をしてみて感じたのは、素人には結構ハードルが高いなということです。まず、肝心なのが棚柱をまっすぐ取り付けること。そのためにはレーザーが必要です。取付時にちょっと合わなくて棚柱をカットするなら、ディスクグラインダーもいる。もちろん取り付けにはインパクトドライバーも。イケア程度の家具の組み立てかと、すこし甘く見ていました。また、取り付ける壁は、前もって大工さんに補強してもらったものです。どこにでも取り付けられるわけではありません。メーカーが、「素人はだまってプロに頼め」と言いたくなるのも少し納得できます。

棚板は、ホームセンターでカットしてもらったものを、ルーターで角をとり、紙やすりをかけたあと、柿渋を塗りました。

棚柱、棚受け、ねじが6万ナン千円かで、棚板は、パイン材サブロク板とカット費で二万ちょっと。合計8万何千円でした。業者さんに取付してもらったら、施工費込みでいくらくらいなんでしょうね。

結果としては満足しています。本をめいっぱい乗せてますが、大丈夫そうです。棚受けと棚板をビスで固定するのに、棚板に下穴も開けていたのですが、板が割れたりといろいろありました。注文したビスは、注文時の計算違いで全然足りなかったり。棚受けが取り外しできるので、レイアウトも変更できるし、商品自体はとても良いと思います。類似品も、ロイヤルの製品も、ホームセンターの店頭にはありますが、この色と長さのものは特注しないとありません。もう少しBtoCへの対応も良くなれば、また頼みたいなという気持ちになります。

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↑取付前 壁のベニヤに柿渋を塗って、ニスを塗ったところです。

↓取付後

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↓棚板の取付作業中

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↓隣の本棚

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↓隣の本棚 とりあえず本を並べてみました。

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