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準備期間2ヶ月のシンプル結婚式|リアルなスケジュールと選んだもの、かかったお金

3年前、2018年の春に神社で親戚だけの小さな結婚式をしました。

準備期間2ヶ月の小結婚式』というnoteをみたことがきっかけで、「わたしも結婚式の準備期間2ヶ月だった!」と思い返し、コロナを経てもしかしてこじんまりシンプルな結婚式を考えている人が増えているかも、とわが家の小さな結婚式について書いてみようと思い立ちました。

●リアルなスケジュール

1月24日 神社に申込
1月27日 ブライダルデスク打ち合わせ①(相談&着物試着)
2月3日 ブライダルデスク打ち合わせ②(初回時なかった着物試着・決定)
2月11日 神社見学
2月26日 招待状手配
2月27日 引き出物買い出し
3月4日 招待状納品→発送
3月10日 ブライダルデスク打ち合わせ③(最終)
3月30日 結婚式当日

このあいだ基本的にフルタイムで夫婦ともに働いていたし、わたしは出張も挟みながらの進行でした。合間でブライダルデスクとはメールでやりとりを続けていました。

●会場

2018年1月1日に入籍し、そのお正月の初詣で行った代々木八幡宮が緑が多く、厳かですてきな場所でした。

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代々木八幡宮  http://www.yoyogihachimangu.or.jp/index.php

アクセスも良さそうだったので、ここで結婚式できたらいいね〜と、そのまま社務所で「結婚式やりたいのですが、スケジュールどんな感じですか?」と聞いたところ土日祝は年末まで埋まっている(その年のお正月時点で!)とのことで、

親戚の小学生〜大学生が春休みなら平日でもOKでは(大人は仕事を休もう)
・短期決戦で行こう(長期間がんばれる気がしない)

2ヶ月後の3月末の平日にその場で仮予約を入れました。

余談ですが、家に帰って調べてみると、90〜00年代っぽい古き良きWebサイトで好感度が爆上がりしました。

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ラブい。

▼実際に挙式してわかった代々木八幡宮のよかったところ

①1日2組だけの挙式
午前一組、午後一組のみ
です。複数の新郎新婦がすれ違うシーンなどなく、スタッフさんや神職の方にも慌ただしさがなくていいなあと思いました。境内全体に時間の余裕があるので、親族の記念写真もかなりゆったり時間をかけて撮れました。(参列してくれる親族へのプレゼントとして、新郎新婦の写らない、それぞれの家族写真を撮りたかった)

②時間をかけて本格的な儀式をしてくれる
三々九度や親族固めの杯の儀式を全部全員、順序立ててやります。自分が挙式することになってはじめて知ったのですが、通常省略されたり、一斉にやることが多いそう。体験してみたい方にはおすすめ。

③雨の心配がない
本殿に向かう回廊が屋根つきのため、雨でも晴天時と変わらない挙式ができます。

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(結局快晴だった)
挙式2ヶ月前に「雨でも安心ですね」と権禰宜さんに伝えたら「いえ、雨は降りませんから」と断言されたのが、不思議で印象的でした。

▼代々木八幡宮で叶わないところ
・大きく華やかな神社がいい
・巫女さんに舞ってほしい(式中巫女さんが登場しない)
・和傘をさして屋外で行列を歩きたい
・同じ敷地内 or すぐ隣でそのまま会食したい

●衣装

ウェディングドレスを着ることにはほとんど興味がなかったのですが、着物が好きなので白無垢はテンション上がりました。

ブライダルデスクで用意されている白無垢のなかから、一目で気に入った牡丹と梅と鶴の柄にしました。プラス料金のものもありましたが、基本のなかで気に入ったものがありました。

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いざ選んでみると、ドレスっていろんな形があって選ぶのが大変だけど、白無垢は形が決まっているので変数が少なくていいなと個人的には思いました。

ベリーショートなので髪は結えず、かつらを被るのもいやだ!でも華やかにはしたいな、と高校の同級生の造花作家・向井日香オーダーして髪飾りを作ってもらいました。

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基本的に自分の写真は恥ずかしいのですが、この写真だけは見て! と言いたくなる。だって髪飾りが抜群にすてきだから。結婚式当日に身につけるのはもちろんですが、うつくしいアートピースを迎えられて嬉しかったです。

メイクはまつエクだけしておいて、当日おまかせ(当時あんまり興味なかった)。ネイルは自爪をサロンでつやつやに磨いてもらいました。

新郎は一番シンプルな袴にしました。服に興味ない&シンプルが好きな人だから。ひげを剃って、眉だけわたしがちょちょっと整えました。

衣装などスタイリングやメイクは、全体的に後から写真を見返した時に時代がわからない(古びない)感じになるといいな、と考えながら選びました。

●招待状

出欠は事前にそれぞれLINEや電話でとっていたので招待状はなくてもよかったのですが、祖父母には物理的に紙で日時や場所の情報を渡しておきたいな……と全員に招待状を送ることにしました。返信用はがきは同封しません。

工数をかけずに用意したかったので、招待状テンプレートを利用できるクラウドサービスを使いました。

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Favori cloud https://www.favori-cloud.com/

デザインもかわいいし、たくさんある。
なんなら今見たら、当時よりもさらにかわいいの増えてた!!

Webブラウザ上でサクサク編集できて、そのまま入稿。忌み言葉や句読点は打っちゃだめなどウェディング的お作法はアプリがきちんと指摘してくれます。

印刷された完成物が届くので、封入して切手を貼ってポストに入れるだけという流れです。楽ちん!

●引き出物

引き出物は、大好きなお店HIGASHIYAのお菓子とAKOMEYAのお米を用意しました。

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HIGASHIYA 羊羹と豆菓子の詰め合わせ(3種)https://higashiya-shop.com/fs/simplicity/kiribako/1130249

はぁ、うつくしい! そしておいしい。和婚の雰囲気にも合うなと思い選びました。

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HIGASHIYAさんは熨斗がまた最高にすてきなんですよね……

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AKOMEYA TOKYO 謹製桐箱入り 6種セット【2合パック(白米)】 https://www.akomeya.jp/shop/g/g4976910018137/

2合ずつパックになっているので、一人暮らしや2人暮らしでも持て余さないし、桐箱がすてきで贈り物らしくていいなと思います。引き出物にして以来、重宝していてよく贈り物にしています。

ちょっとイレギュラーですが、お米は翌日各ご家庭に届くように手配しました。持って帰るの重いから。という理由だったのですが、翌日ピンポンとお米が届くのはちょっとしたサプライズだったようでとても喜ばれました。

●かかったお金

ぶっちゃけますね。

結婚式だけでざっくり60万円くらいでした。
+このあと会食をしたので参列者19名分のお食事代 35万円くらい
+遠方からの参列者のホテル代とお車代 20万円くらい

結婚式の60万円の内訳には、スナップ写真全データ納品や雅楽生演奏、親族の着付け・衣装レンタルというぜいたく要素も含んでいます。

このプランだったんですけど、本当の本当にシンプルなら、4.8万円+初穂料6万円(代々木八幡宮の場合)=合計10.8万円で式だけならできちゃうんですよね。思ったよりハードル低くないですか?

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あと、わたしが実証してますが準備期間2ヶ月でできます。

結婚式ってシンプルにやるなら意外とハードル低いかも。

今はタイミングを図るのがどうしても難しいけど、結婚式をやりたいなと思っている人や迷っている人の気持ちが軽くなるといいな〜!


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