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北極冒険家が考える「人はなぜ冒険するのか?」

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2020年1月の記事一覧

人はなぜ冒険するのか?を考えていく

人はなぜ冒険するのか?を考えていく

noteを始めてみようと思う。

テーマというか、大きな流れとしては「人はなぜ冒険するのか?」ということを、毎日考えを巡らす中で思うこと、気付いたこと、印象に残る本の一節、それらをピックアップしながら、とりあえず思いついたことを書いていきたい。

最近は本をたくさん読むようにしている。

なんとなく、この大きなテーマの回答へのヒントとなりそうな、そんな本だ。

都度の思いついたことを書いていくので

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「見て」いるものと、「見えて」いるものの違い

「見て」いるものと、「見えて」いるものの違い

2019年春。私は学生やフリーター、新米社会人など12名の若者男女(男性10名女性2名)を率いて、カナダ北極圏600kmの徒歩冒険に挑んだ。

「北極圏を目指す冒険ウォーク2019」と名付けられたこの旅は、私が20年かけて極地で学んできたことを、若者たちに体験してもらい、その経験を自分の世界に持ち帰ってもらおうという狙いで計画し、一年をかけて準備を進めた。

4月7日、カナダ北極圏バフィン島に位置

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冒険家の存在意義とは何か?

冒険家の存在意義とは何か?

冒険の意味?冒険や探検に対して、「意味」「価値」というものを付随させて考えることが多くある。

「そんなことやって何になるの?」

「今さら未知の場所なんてないでしょ。時代遅れ」

冒険や探検をしない人からしてみれば、あえて危険(に見える行為)を望んで行うことが理解できないため、きっとそこには特別な理由があるからに違いない、その理由とは何なんだろう?そこにどんな意味を持っているのだろう?という疑問

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