「目的を達成するまで」のプロセスをダブルダイヤモンドをアレンジして整理する。
こんにちは、おぎしおです。
「Webデザイナーになりたい」とか「マネジメントのスキルを身につけたい!」という「目的達成をしたい」といった欲求ってありませんか?
かくいう自分も「UX」という新しい学びを身につけるために色々とアウトプットをしているのですが、フレームワークをつかって学びをすっきりと整理したいなと感じるようになりました。
そこで、ダブルダイヤモンドという課題解決の手法をアレンジして「目的を達成するまで」のプロセスを整理し、できるだけ迷わずに進むことができるようにしてみようと思いました。
「フレームワーク」というと堅苦しいですが、泥臭くやったことを後付けで「こんな手法を使っていたなぁ」と振り返っている部分も多いので、やってみると「そんなに複雑なことじゃないかも!」と感じられるかもしれません。
まず、目標達成までの道のりを確認する
まず、一番最初に「目標達成までの道のり」の確認を行います。
道のりの確認には、コーチングの理論を使うのが個人的にオススメです。自分で自分にコーチをするわけなので、ざっくりポイントだけ押さえるイメージでやっています。
詳しくは「コーチングの本を読んで、自分の学びを爆速化させる方法」という記事にも書いた内容ですが、要点を絞ってこちらにも。
まず「目的」をブレイクダウンして「やること」まで粒度を細かくしていきます。
(目的をブレイクダウンする前に「なぜそれをやりたいのか?」というところが整理されていない場合はロジックツリーなどを使ってWhyの深掘りをするのがオススメ)
例えば私なら「UXデザイナーになる」ために「やること」として、とにかく自分の体験したサービスについて「どんな風に感じたか?どんなところがよかったか?」というようなことを大量にアウトプットしていますが、これもやることレベルまで分解されたタスクです。
本当だったらブレイクダウンするときはダブりや抜け漏れをしないようにするのだけど、要点が掴めることのほうが大事なので、ザックリでも前に進んでいきましょう(雑)!
このように目標を「やること」のレベルまで分解できたら、粒度の細かい順に取り掛かっていきます。
「できる環境がない」という場合もあると思います。そのような場合は似たような環境を自分でつくってみるのもオススメです。
私は育休中で環境がないため、LT会に登壇させてもらって体験デザインをしたり、通学中のXデザイン学校の課題をもう一回やり直したりしています。
また先人の知恵というのは素晴らしく、似たような工夫をされている方のアウトプットをかなり参考にしていて、それを組み合わせて実施したりもしています。
「発散と収束」を行うダブルダイヤモンド
次にダブルダイヤモンドのフレームワークを使っていきます。
ここで「ダブルダイヤモンド」がどのような手法かを簡単にご紹介します。こちらに図を掲載してみました。
このように「アイデアを発散する」と「出てきたものを収束させる」を繰り返して、課題を解決していこう!というフレームワークです。
量を出して絞りこんでいくイメージ。
そのまま使うと「目標達成」とマッチしない部分もあるので、自分流に勝手にアレンジしてみました。
こんな感じ。
やるときにブワーっと発散させて、それをぎゅっと収束させ、内省する。
例えば、Webデザインならサンプルデザインをたくさん作って、作ったなかから良かったものをまとめるなどが発散と収束ですね。それを内省して「それがなぜ良かったか?」「よくできたところ」「失敗したところ」を振り返ります。技術でも作業でも、自分が分かる範囲での振り返りをします。
「なにがよかったかわかんない」というのも立派な内省で、やるうちに「どんな知識が必要か」の勘所がつかめてくるようになります。
ここでXデザイン学校で坂田さんからいただいたありがたいお言葉を2つ。
質が高いものは相対的に見て高いかどうか判します。量があればあるほど「なにがいいのか」わかりやすくなる。
書く・作るのがまず大事。こんな◯◯はダメだなとかいうのは捨てる、いったんそれをやめる。なぜならアイデアは捨てることができるから。
これ、発散と収束の必要性をシンプルにまとめたいい言葉ですよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分が実践していることをフレームワークに当てはめていくと「今は自分がなにをやっているのか?」「発散は足りているのか?」といった風に、俯瞰して自分の姿を眺められるのがよいなぁと感じています。
この記事、実はお蔵入り状態になっていたのですが、ちょうどXデザイン学校の課題やらなんやらで忙殺されていたので思い切って外に出してみました。
手法はなんだっていいから、やれるとき・やれるボリュームで手を動かしてみるといいことあるかも?ということで締めさせていただきたいと思います。
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