せんちゃん@埼玉県小川町地域おこし協力隊

2022.10~ 農業振興推進員として地元農業のPR発信に携わっています!

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【埼玉県小川町農業まとめ】講座/イベント/コミュニティ

この記事では、埼玉県小川町の農業にまつわる学びの場(講座)、イベント、コミュニティをまとめてお伝えします! 学ぶ小川町で有機農業を学ぶ講座は現在、主要なものが3つ!どれも年間を通して農場に通い、実践を通して学ぶものです。 主に畑(季節によって田んぼの作業も)がフィールドとなるのは「小川町有機農業入門講座」と「しもざと有機野菜塾」。前者が月に2回、4つの農家さんを3回づつまわるのに対して(通年参加と前期後期どちらかの参加選ぶ事ができます)、後者は月に1回、霜里農場で実施されま

    • オガトー田植え&おしゃべり会!2024

      2024年6月16日、日曜日のよく晴れた朝。オガトー主催の田植えイベントが今年も開催!駅からバスで10分ほどの、里山に囲まれた下里地区にある田んぼが会場。参加者は、住んでいる場所も、属性も、年代も、国籍も異なる総勢65名。みんなで協力して田植えをする中で、里山の風景から、経験から、各々が様々なことを感じ、共有し合う時間となりました。 本記事では、そんな当日のイベントの様子をレポートします。 当日の内容 田植え 田んぼ主である太さんから、田植えに関する共有から始まります

      • オフグリッドのキャンプ場「plumgarden」で楽しむ梅仕事と移住者交流

        梅雨入りが心配される中、気持ち良い快晴に恵まれた2024年6月1日。小川町のオフグリッドキャンプ場のplum gardenにて、移住サポートセンター主催の「無農薬栽培の梅でシロップ作り」イベントが開催。小川町の自然に触れ、移住をテーマに様々な人同士が繋がる機会となりました! わたくし泉地は、地域おこし協力隊のスタッフとして参加しました。 イベントは、小川町の移住サポートセンターにて活動している地域おこし協力隊二之宮さんが主導(写真左奥)。他にも、同じく移住サポートセンターの

        • ぐるぐるツアー初夏の回 in小川町

          第4回目となるぐるぐるツアーin小川町を5月18日(土)に開催しました!初夏の回の名前にふさわしい天気に恵まれた清々しい日に、25名の参加者の皆さんと小川町の資源循環の現場を歩いて見てまわりました。 今回お集まりいただいたのは、移住者、移住を検討している方、地域おこし協力隊、環境活動家、大学の教授、大学生、中学生など様々な背景を持った方々です。ありがたいことに沢山の方にご応募いただいたので、2チームに分かれてご案内いたしました。 ぐるぐるツアーの行程は以下の通りです。 実

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        • GOMAの会
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          【小川町地域おこし協力隊】リリックおがわにて活動報告会を開催しました!

          4月28日(日)にリリックおがわにて、地域おこし協力隊の活動報告会を開催しました!その様子をこの記事ではレポートします。 地域おこし協力隊ってなにをしている人たち? 小川町は令和元年10月から地域おこし協力隊制度を導入しており、現在では8名の地域おこし協力隊が、地域の魅力向上、農業振興推進、地域PR推進、観光推進をテーマに町内各地で活動しています。 普段の活動の中で、町内の方に協力隊が8人いるということをお伝えすると「そんなにいるんだ!」とよく驚かれます。町の広報やスモ

          【小川町地域おこし協力隊】リリックおがわにて活動報告会を開催しました!

          [SOUfarm✕協力隊] メンマ作りWS/竹を身近に新たな循環を生み出す

          「今年はたけのこの当たり年だ!」いろんなところで聞こえてくる嬉しい声や、イノシシにやられた…という悔しい報告、直売所に沢山のたけのこが並ぶ様子が、春がきたなぁと季節を感じさせてくれます。 毎年必ずわたし達に恵を与えてくれる竹。 ただ、たけのこが採れる竹林も、適切に人が入り管理がされていないと、恵を得るどころか、荒れ放題で獣の住処となります。 そんな竹を食を通して身近に感じ、新しい循環を生み出す取組として、SOUfarmさんとともに企画をスタート! その第1弾として、メンマづく

          [SOUfarm✕協力隊] メンマ作りWS/竹を身近に新たな循環を生み出す

          ぐるぐるツアー春の回 in小川町

          第3回目となるぐるぐるツアーが3月30日(土)に開催されました!満開の桜に迎えられて……とはならずでしたが(大予想外)、半袖がちょうど良いくらいのお天気に恵まれた1日でした。 お集まりいただいた参加者の皆さまは、小川町在住の方、小川町のことが好きで通っている方、移住を検討されている方、なんとリピート参加の方!まで様々な背景を持つ方々。小川町在住の方が地元の良さを再発見する場でもあり、移住を検討している人がより深く町について知る場でもあるこの企画は、ツアーを通して参加者同士で

          【視察/企業研修/フィールドスタディ/イベント】行程

          地域おこし協力隊をする中で、小川町の里山、農業の取組を見たい!活用したい!という声が集まるようになり、その中で企画に携わったものの事例をまとめました。 視察飯能市農業委員会さん 【背景】 飯能市の農業委員さんが、小川町にあるコワーキングロビーNESToの会員さんである繋がりから企画が始まったこの視察は、先進地域視察として小川町を視察し、①有機農業に対する知見を高める、②小川町の農家とのつながりを生む取り組みとすることを目的としたものです。 飯能市にも有機農家さんがいるもの

          【視察/企業研修/フィールドスタディ/イベント】行程

          【参加型保証システム(PGS)】【埼玉県小川町】ほ場見学会&試食会

          有機農業の耕地面積が19%を占める「有機の里」埼玉県小川町。有機農家さんの育てる野菜の認証(保証)をめぐる取組が試行的に始まりました!有機JASに代わるシステムとしての参加型保証システム(PGS:Participatory Guarantee Systems)です。これがどんなシステムなのか、なぜ有機JASではないのかをまとめてみました。 PGSとは何か? IFOAM(国際有機農業運動連盟)はPGSと次のように定義しています。 PGSの特徴は下記のとおりです。 PGS

          【参加型保証システム(PGS)】【埼玉県小川町】ほ場見学会&試食会

          美味しい米を消費者に届けたいコンクールにも出品、努力を続ける米作りー田中賢治さん

          約3町3反の田んぼを耕作する田中さん。 場所は小川町の中でも広い田畑がある八和田地区だ。青々とした稲が一面に広がる風景がとても気持ち良い。 「子どもの頃から田んぼの手伝いをしていましたが、自分で本格的に米を作り始めたのは30歳くらいの時で、以来45年間作り続けています。はじめは稲架掛けで乾燥させられるくらいの広さから始めて、徐々に周りの人から田んぼを任されるようになりました」。 長年に渡って米づくりをしている田中さんでも、納得のいく米を作るのは難しいという。 「いい米を作

          美味しい米を消費者に届けたいコンクールにも出品、努力を続ける米作りー田中賢治さん

          【総集編】小川町女性農業者のつどい!共同の金胡麻の栽培~加工まで

          「GOMAの会」とは、小川町の女性農業者を中心に集まったメンバーが共同で金胡麻を栽培~加工品まで作る取り組みです。そんな会の1年の活動の記録を記事にまとめました。 活動の始まりと背景 小川町には女性農業委員さんが4名在籍しており、その中でもYさんは6期(約18年)もの間、農業委員を(会長としては2期を)務めています。 「女性農業者同士が悩みを共有する場をつくろう」「小川町の農業を女性ならではの視点から盛り上げていこう」という思いを持つ女性農業委員会さんを中心に、「女性農業

          【総集編】小川町女性農業者のつどい!共同の金胡麻の栽培~加工まで

          農業を営むことでより良い環境に。自ら体験し、感じてもらえる場所を目指してーSOU FARM 柳田大地さん

          前職は都内のアパレル会社でストアマネージャーをしていた柳田さんは、5年前に小川町の農家で研修をした後、新規就農した。 母親の影響から、中高生の頃から漠然と農家に対する憧れがあったという。 「母親は幼少期の頃から食べるものに気をつけてくれていて、周りの友達が食べているお菓子などを与えてもらえませんでした。その頃はなんでだろうと嫌な気持ちになった思い出が残っていますが、母親の思いをだんだん理解し始めたときに、食べるものが自分自身を育んでいるのだということを考えるようになりました

          農業を営むことでより良い環境に。自ら体験し、感じてもらえる場所を目指してーSOU FARM 柳田大地さん

          有機のまちで「有機」という言葉の意味をかんがえる

          先日、小川小学校5年生のおがわ学の授業で、地産地消についてお話させて頂く機会があり、児童から「有機農業の有機ってどういう意味ですか?」という質問を受けました。 有機って有機物だから、炭素を含んでいて…いやこれは回答にならないな…有機は農薬や化学肥料を使っていなくて…いやこれは栽培のことであって、有機という言葉の回答にはなってないよなぁ…。 普段使っているけれども改めて聞かれると意外に答えられなかった「有機」という言葉。質問に答えるために持ち帰ったことから言葉の意味、さらに

          有機のまちで「有機」という言葉の意味をかんがえる

          【小川町・ときがわ町有機農業見学ツアー】観光案内所むすびめ/ときのこや/下里有機野菜(直売所)/霜里農場/分校カフェMOZART/有機野菜食堂 わらしべ

          1月21日(日)に小川町とときがわ町の有機農業見学ツアーを開催しました!一緒に企画したのは、小川町の霜里農場にて研修後、さいたま市で新規就農した木曽農園さん。さいたま市で就農後も小川町の皆さんに愛され、繋がりの深い若手農家さんです。 そんな木曽さんと見学ツアーを企画することになったのは、さいたま市で開催された「さいたまOrganic City Fes.」におがわんマルシェを出店した際に、埼玉大学有機農業研究会の方にブースへお越しいただき、小川町の有機農業について学びたいとお

          【小川町・ときがわ町有機農業見学ツアー】観光案内所むすびめ/ときのこや/下里有機野菜(直売所)/霜里農場/分校カフェMOZART/有機野菜食堂 わらしべ

          地域の食を支え続ける。猟友会の顔も持つ農家さんー浅野博さん

          代々続く農家に生まれ育った浅野さん。 「このあたりはみんな養蚕をやっていて、見渡す限り田んぼ以外は桑畑が広がっていた。昔の手伝いと言ったら桑切りや運び出し。お蚕がだんだん廃れていって需要がなくなり、桑の木を抜いて今の畑になっていった。景色はすっかり変わったね」。 お話をお伺いした場所も元々は養蚕で使われていた蔵で、お蚕さんを育てるための工夫がこらされている。 会社員として勤め始めた頃には養蚕も衰退し始め、米、野菜の栽培が中心となっていったそうだ。勤めながら実家の畑の手伝いを

          地域の食を支え続ける。猟友会の顔も持つ農家さんー浅野博さん

          金胡麻栽培⑤「脱粒」 ー小川町女性農業者のつどい

          乾燥場所としてビニールハウスを提供してくれているYさんから、「秋風が吹きゴマ達はぷちぱちとサヤが弾ける音が聞こえます」とのお便りが届くなか、ワクワクの当日を迎えました! 6月から始まった胡麻栽培。ついに金胡麻と初対面です👏 GOMAの会 スケジュール 6月:播種 7月:草刈り、土寄せ  10月上旬:収穫し乾燥へ 10月中旬:脱粒 →今ここ! 11月頃:とうみがけ、洗い 12月:手選別と加工品試作 最後はみんなで育てて収穫した金胡麻を使った加工品(ごまクッキーなど)を試作す

          金胡麻栽培⑤「脱粒」 ー小川町女性農業者のつどい