【小川町地域おこし協力隊】リリックおがわにて活動報告会を開催しました!
4月28日(日)にリリックおがわにて、地域おこし協力隊の活動報告会を開催しました!その様子をこの記事ではレポートします。
地域おこし協力隊ってなにをしている人たち?
小川町は令和元年10月から地域おこし協力隊制度を導入しており、現在では8名の地域おこし協力隊が、地域の魅力向上、農業振興推進、地域PR推進、観光推進をテーマに町内各地で活動しています。
普段の活動の中で、町内の方に協力隊が8人いるということをお伝えすると「そんなにいるんだ!」とよく驚かれます。町の広報やスモリバなどで協力隊の紹介をしていただくことはあっても、なかなか認知が広まっていないのが現状。そこで、活動内容を広く町の皆さんに知っていただくとともに、今後の活動における町内外の方々との交流・連携のきっかけづくりを目的として活動報告会を開催しました。
風通しの良いリリックおがわの大きな会場
今回の会場は、役場の隣りにあるリリックおがわ。中央公民館の機能も担う施設で、普段から町民の方がカルチャーセンターのように習い事で使っていたり、演奏会が行われていたり、会議をしたりと、町の中心にある身近な場所です。地域おこし協力隊のことを知ってもらう上で、町民の皆さんに気軽に来てほしいという思いがあり、出入りしやすく、馴染のある場所ということで選びました。
イベントには、役場の皆さん、普段から協力隊がお世話になっている方々、はじめましての方々の総勢約50名の方にお越しいただきました。
当日は、日差しがカンカン照りで夏日のような日。とても4月とは思えません…ですが、会場となった1階の講座室スペースは広場に面した会場で、大きな窓から爽やかな風が入ってきて、気持ちの良い場所でした。
活動内容を紹介する展示スペース
会場には、報告を聞く座席スペースに合わせて、時間が無い方や、ふらっと立ち寄って頂いた方にも内容をお伝えするために、各協力隊の活動内容や紹介がまとめられた掲示板を設置。
報告会の内容
メインの報告会自体の内容は下記のとおりです。
個人発表
まずはじめは、一人10分ほどの個人発表(報告)。協力隊それぞれ準備した資料を元に、自己紹介、活動内容、今後の抱負などを話しました。
「オガワトーク」
次に、地域おこし協力隊から見た小川町の魅力を、それぞれの言葉で話すトークセッションの時間を設けました。
人数が多いので、2チームに分かれてのトークセッションとなりました。
1チーム目は、オーガニックに関心のある三宅隊員、料理が好きで自炊する機会の多い二之宮隊員、野菜販売所が勤務地の身近にある宮原隊員、地元農業のPR発信に携わる泉地、それぞれ食に関心のあるメンバーが集まって、小川町の食についてのトークがスタート。
新鮮で美味しい野菜が食べられること、有機農業が盛んであることに魅力を感じていること、そしてそれが普段の暮らしをいかに豊かさをもたらしてくれているかを話しました。町民の方からは、昨年5月に宣言が行われたオーガニックビレッジ宣言や学校給食の有機化についての意見が出ました。せっかくの機会なので、どうしたらもっとアピールできるか、魅力を出していけるかどうか意見を交わす機会となりました。
2チーム目は、小川町の映像や写真を取り続けている平岩隊員、建築を学んできた木谷隊員、観光情報誌を作ってきた徳竹隊員のそれぞれ取り組みや経験の違う3人が、小川町の歴史や文化をどう見ているか?という観点でトークをスタート。
古い建物や伝統文化、歴史遺構など魅力が残っている一方で、そうした大切なものが消えていったり、知られないままでいる。これらをまちづくりにもにぎわい創出の場にも活かせないか?町民の方からも、埋もれた歴史の掘り起こしや城跡を有効活用したら面白いのではないか。魅力を味わってもらうために小川町に泊まってもらう、そのための施設が少ない…あるにしても周知がされていないので、ここはかいぜんすべきではないか?といった意見交換もトーク内では行われました。
地域と協力隊がつながる機会
地域の方々と直接、そして広く「地域おこし協力隊」として繋がる機会は今回が初めてだったので、まずは多くの方に興味を持って頂き、足を運んでいただけたことにホッとしています。日頃お世話になっている方から「いろいろな人達が理解し合い繋がる良い機会ですね」のお言葉もいただき、嬉しい限りです。
そして、今回の報告会は準備段階から役場の担当の方に協力いただき、当日も様々な方の力を貸していただき開催することができました。普段の活動をしているだけでは関わる機会の少ない役場の方や、協力隊のメンバーと積極的にコミュニケーションが取れたのも今回開催して良かった大きな点でした。
ここで築いた関係性を今後につなげていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!
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