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【目印を見つけるノート】468. 「他者へのまなざし」の普遍性

7月14日(水)曇りで晴れで昼は雨?
きのうのことを書いています📚

5時に起きましたが、小説の方をやっていて「おっといけない」。時間がなくなりました。
仕事は大儀なく。
私は端末入力を淡々とし続けるのも好きなのですが、お客様応対がもっとも好きなようです。ご時世で距離は取りますけれど。
えーと、語弊があるといけないのですが、ものを人から買うのならば好ましい方から買おうと思うのは自然なのだと思います。容姿などではなく、態度とか姿勢かな。
私の仕事はセールスではないですけれど、やはり応対の仕方、態度とか姿勢で変わるところは大きいと思う今日この頃です。

そういえば、
来週から東京はイレギュラーな状態になりますので、道路がどうなるのかという話で職場はもちきりです。いろいろ情報は出ていますけれど、実際どうなるのかは蓋を開けてみないと分かりません。配送がある業界の皆さまは多かれ少なかれそう思っていらっしゃるのではないでしょうか。

感染者数もどこまでいくのだろうという感じですね。ワクチンの案内は来ましたが、まだ受けるまでには少し間が空きそうです。



最近思うことを書きます。

このたいへんなときにあって、多くの方が通常と違ういろいろな状況を抱えていらっしゃいます。それは経済、健康、人間関係、家庭、進路など多岐に及ぶでしょう。私もこの1年、普通ならば経験しないようなこともしましたし、それで距離を取りながらですが、それなりにたくさんの人を見てきたと思います。

その上で、いろいろな状況の「違い」が最近は表に出てこなくなっているように感じます。表に出てこないので、ぼんやりとした不安はあるけれど、何となくニュースに流れること以外は起こっていないような気がする。

それが高じたら、近い人に起こっていることもじきに、リアルには感じられなくなるのではないのかなと思うことがあります。

いろいろな人がいるのです。

だいぶ抽象的に書きましたが、具体的な例はいくらでも挙げられます。ここでそれをひとつひとつ検証することはできませんが、どなたでも実際に見たり、想像したり、考えたりすることは難しくないと思います。

「他者へのまなざし」ということばを含む本をいくつか知っていますが、今はとても大切なことのように考えます。
奈良時代の歌人、山上憶良(やまのうえのおくら)は貴族でしたけれど、実にたくさんのまなざしを持っていたと思います。子どもと母親、防人(さきもり)……今から1300年前も天災や疫病でたいへんだったと伝えられていますが、他者へのまなざしを持つというのは今だからとか昔だからとか、そういうことではないのですよね、憶良さん。

さて、今日の1曲です。
JOAN BAEZ『Joe Hill』

ディランさんの配信チケットを買おうかどうか悩む今日この頃(英語のサイトでものを買ったことがないので)、連想ゲームのようにバエズさんを思い出しました。私にとって、バエズさんのイメージってこの曲なのです。ジョー・ヒルを夢に見たところから始まって、彼への賛歌になっていますね。私はたぶん、ウッドストックのLPで聴いたのだと思います。
意味を知らずに聴いても、本当に美しい声です。

自称、『足立のジョーン・バエズ?』と名乗っていたことがあったかな。音楽室のライブにはリアルタイム世代のご父兄がお集まりくださいました。軽音部が佐野元春さんやARBさんをやっていた頃ですので、一線を画してしまいました。はは。ジェーン・バーキンさんでもよかったかな。好きでしたけれど、弾き語りでできなかったのです。ははは。

JANE BIRKIN『L'aquoiboniste』

それでは、おやすみなさい。

尾方佐羽



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