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アイデアいっぱいの人は深刻化しない

※このnote記事は、株式会社エフライフの社内向けに2020年5月18日に投稿したものを加筆修正したものです。仕事の気づきや学びを日々「オープン社内報」として投稿しています。

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今回は、仕事で物事を深刻に考えがちな人、深刻化している人との関わり方について書こうと思います。
皆さんは、面白法人カヤックという会社をご存知でしょうか。
面白法人カヤック5つのデザインを楽しめる、面白法人カヤックのコーポレートサイトです。

面白法人カヤックの社訓には「アイディアいっぱいの人は深刻化しない」
とうものがあります。元々はポール・ヴァレリーという詩人の言葉だそうです。いい言葉です。

人が深刻化しているときの2パターン

人が何かの課題を前にして深刻になるときにはおおざっぱに分けると以下の2パターンがあると思います。私は日々、クラウドファンディングを始めたい方の相談に乗っていますが、相談に来られる方もこの2パターンで悩まれている方が多いです。

(1)何をしたら良いか分からない。
(2)何をしたら良いか分かっているけど、うまくできるか分からない。失敗するのが怖い。

では、どのように解決策を提示したらよいでしょうか。

(1)何をしたら良いか分からず、悩まれているひとへの解決策

クラウドファンディングの伴走支援をする者としては、(1)の「何をしたら良いか分からない人」には、プロとしては常に「こういう選択肢がありますよ」とアイディアを提示できるように。事例や対応パターンを豊富に持っておいて、いつでも臨機応変に対応していくのが大事と思います。

(2)何をしたら良いかわ何をしたら良いか分かっているけど、うまくできるか分からないという人への解決策


(2)の「何をしたら良いか分かっているけど、うまくできるか分からないという人」も、(1)の「何をしたら良いか分からない人」と本質的には似ていますが、「こうやるべき」という思い込みがある場合が多いので、ちょっと複雑です。
(2)への対応としては、以下のいずれかのパターンが良いと思います。


(A)取り組む課題が複雑すぎる場合は、課題を分解して、一つ一つの取り組みをかんたんにする。(例)カレーを作る→まず、クックパッドを開いて材料リストを作る

(B)一緒に一歩下がって、ゴールに辿り着く別のやり方のアイディアを示す。(ゴール達成できるなら、やり方そのものを変える)(例)今日だけで6箇所の訪問アポイントがあるから、体力が途中で尽きるか不安。
 →先方に相談してできるだけオンライン会議にする。

(C)うまくやるためのアイディアを提示する。(やり方は変えないが、工夫をする)(例)取引先に電話をかけると緊張して何を話したら良いか分からなくなる。ちゃんと話せるか不安。→電話する前に、話すべきことをメモして手元に置いておく。


パッとかんたんにまとめてみましたが、これらに当てはまらない場合でも、「じゃあこう考えたら」と、アイディアが次々と出てくると良いですね。
私も課題に対して深刻化しすぎず、軽やかに常に代替案を出しながら行動できるようになりたいと思っています。


さて、株式会社エフライフでは、クラウドファンディングの伴走支援を行っております。平成30年度から数えて3年目となりますが、本年度も復興庁クラウドファンディング支援事業の地域コーディネーターを務めさせていただけることとなりました。クラウドファンディングを始めるか悩まれている方、考えを整理したい方はお気軽にこちらから相談申込みください。

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最後まで読んでくれてありがとうございます!
明日も20時に「蔵を見せない蔵見学に感じた新たな可能性」というタイトルでオープン社内報を更新します。

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