札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがる

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札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがる

札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがるの公式アカウントです。 当センターが実施する事業や研修等の情報、発達障がい関連の情報を掲載しています。

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【自己紹介】

札幌市にある発達障害者支援センターです。 正式名称は「札幌市自閉症・発達障害支援センター」ですが、愛称を「おがる」と言います。 おがるでは、「地域支援」「普及啓発」「調査報告」「モデル実践」の4つのギアを連動させることで、札幌市の発達障がいのある方への支援体制を整えていくことを大事にしています。 noteでは「普及啓発」として、おがるの事業に関するお知らせや、札幌市の地域資源、発達障がいに関する情報発信をおこなっていきます。 おがるのホームページ おがるのYouTub

    • 【YouTube文字起こし】成人期の生活(一般就労②)

      おことわり このシリーズで紹介しているケースは全て架空のものとなります。 おがるがこれまで関わってきたケースをふりかえり、よく出会う成人期の生活スタイルをまとめたものです。 特定の個人の方の生活を紹介しているものではありませんので、ご了承ください。 この動画では、障害者雇用枠で就労されている方のケース例を紹介していきます。 プロフィールCさんについてになります。 Cさんは24歳の女性で、診断名としては自閉スペクトラム症とADHDの診断のある方です。 精神保健福祉手帳3級

      • 【YouTube文字起こし】成人期の生活(一般就労①)

        おことわり このシリーズで紹介しているケースは全て架空のものとなります。 おがるがこれまで関わってきたケースをふりかえり、よく出会う成人期の生活スタイルをまとめたものです。 特定の個人の方の生活を紹介しているものではありませんので、ご了承ください。 ここでは、発達障がいのある方の成人期の生活の一例についてご紹介したいと思います。 プロフィールBさん 30歳の男性です。 自閉スペクトラム症とADHDの診断があります。 大学を卒業した後に就職をするのですが、うつ症状が発症し

        • 発達障がい講座トピック開催しました

          トピック講座について おがるには主催研修がいくつかあります。 トピックはスタンダード講座を修了された支援者の方をメインターゲットに、より実践的な内容の研修を実施しようと、2023年度から新設しました。年に2回の開催を予定しています。 テーマはその時によってさまざまで、研修アンケートの中でご希望が多かったものやおがるのスタッフが機関支援先でよく受ける質問、頻繁に話題に上がっているものなどから選んでいます。 第1回「スタンダード研修の内容を実際の支援現場で活用する方法とチー

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        • おがるのYouTube文字起こし
          14本
        • モデル実践報告
          5本
        • 発達障がい学生支援
          2本
        • スタッフコラム
          14本
        • 家族支援
          3本
        • おがるの機関支援
          5本

        記事

          【YouTube文字起こし】自閉スペクトラム症のある方のコミュニケーション支援

          それでは自閉スペクトラム症のある方のコミュニケーション支援について話していきたいと思います。 コミュニケーションについて本題に入る前に、私たちの日頃のコミュニケーションについて振り返ってみたいと思います。 皆さんは、日頃どんなコミュニケーションを取られているでしょうか。 例えば、生活の中では、職場の方に「おはようございます」と挨拶をしたり、わからないときに「教えていただけますか」と質問をしたりします。 職場に限ってではないですけれども、自分のことを伝える、体調が悪いこと

          【YouTube文字起こし】自閉スペクトラム症のある方のコミュニケーション支援

          【YouTube文字起こし】成人期の生活 一人暮らし編

          おことわり このシリーズで紹介しているケースは全て架空のものとなります。 おがるがこれまで関わってきたケースをふりかえり、よく出会う成人期の生活スタイルをまとめたものです。 特定の個人の方の生活を紹介しているものではありませんので、ご了承ください。 こちらの動画では発達障がいのある方に成人期の生活として、一人暮らしをしている場合のお話をさせていただきます。 プロフィールまず、プロフィールのご紹介です。 Eさんは20代の女性です。診断名は自閉スペクトラム症とADHD。手帳

          【YouTube文字起こし】成人期の生活 一人暮らし編

          【YouTube文字起こし】余暇の過ごし方のヒント

          こんにちは  この動画では余暇のヒントになりそうな考え方についてお話しをさせていただきます。 余暇とはまず余暇の考え方ですが、「余暇」と聞くと、おそらく皆さん、こういう印象をお持ちなんじゃないでしょうか。 これは僕の余暇から連想されることなんですけれども、例えば、僕はキャンプが好きなので、こんな余暇があります。 また、料理が好きだったりとか、 音楽聴いたり、本を読んだり、美術館に行ったり、ライブ行ったり、いろいろすることが好きです。 余暇と聞いたら、きっと皆さんも

          【YouTube文字起こし】余暇の過ごし方のヒント

          【モデル実践】社会性・コミュニケーションスキルの学習を狙った小集団活動の紹介

          おがるの機関支援先である児童発達支援事業所でのモデル実践報告です。 5〜6歳のお子さん4名を対象に、社会性とコミュニケーションスキルの学習を目的とした小集団活動を行っています。 小集団活動は多くの事業所で設定されていると思いますが、お子さんの障がい特性やスキルの違い、環境設定などで困ることも多いと聞きます。 運営や指導のポイント、実際の支援内容をご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。 詳細は下記のPDFをご確認ください。

          【モデル実践】社会性・コミュニケーションスキルの学習を狙った小集団活動の紹介

          【YouTube文字起こし】2021年度おがる・親の会共催研修 家族会の紹介 NPO法人北海道学習障害児・者親の会 クローバー

          みなさんこんにちは NPO法人 北海道学習障害児・者親の会 クローバーの理事長の永瀬と申します。本日はクローバーの活動についてご紹介をしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 それではクローバーの活動についてご紹介をいたします。 ⒈クローバーのご紹介 クローバーはLD等発達障害を抱える子供たちを持った親の会として、34年前に発足をしました。 当時、発達障害というのはほとんど認知をされておりませんでしたので、発達障害がどういうものか、あるいは発達障害を周

          【YouTube文字起こし】2021年度おがる・親の会共催研修 家族会の紹介 NPO法人北海道学習障害児・者親の会 クローバー

          【モデル実践報告】「身につけたコミュニケーションスキルを外出先で発揮する」

          おがるでは、モデル実践の取り組みをいくつか行なっています。 モデル実践は、発達障がいの先進的なプログラムや支援方法などを地域や関連機関の皆様と一緒に取り組み、実践例として報告することを目的としております。 その中の一つ「コミュニケーション支援のモデル実践」についてご紹介いたします。 この取り組みは、協力児Aさん(小学生)が幼児さんの時から行ってきており、開始当初はコミュニケーションスキルを身につけることが目的でした(詳しくはおがるホームページ「モデル実践」のページにてご

          【モデル実践報告】「身につけたコミュニケーションスキルを外出先で発揮する」

          2023年10月24日(火)に『カラフルブレイン札幌2023』が開催されました!

          札幌市では、平成20年度から、発達障がいへの理解を深めていただくため、発達障がいがある方の絵画や工作などの作品展『カラフルブレインアートフェス』を開催しておりました(札幌市ホームページより)。 今年からイベント名を『カラフルブレイン札幌』に変更し、内容もリニューアルして、2023年10月24日(火)に開催いたしました(主催「発達障がい理解促進委員会~カラフルブレイン札幌~」)。 これまでの作品展に加え、ご本人、ご家族、支援者の方にご協力いただき、ご本人の制作時の様子やご家族

          2023年10月24日(火)に『カラフルブレイン札幌2023』が開催されました!

          【YouTube文字起こし】2021年度 おがる・親の会共催研修 家族会の紹介 日本自閉症協会北海道支部札幌分会 札幌ポプラ会

          北海道自閉症協会 札幌分会 札幌ポプラ会 会長の松岡と言います。 本日は札幌ポプラ会の紹介をさせていただきます。 北海道自閉症協会は、現在8つの分会があり、北海道における自閉症児者及びその家族、支援者のために活動をしております。 札幌ポプラ会の沿革札幌ポプラ会は1967年に結成された団体です。 2005年度まで「札幌自閉症児者親の会」という名称で活動してきましたが、2006年度より親、本人、支援者が対等な立場で活動できるように、日本自閉症協会 北海道支部 札幌分会 通称

          【YouTube文字起こし】2021年度 おがる・親の会共催研修 家族会の紹介 日本自閉症協会北海道支部札幌分会 札幌ポプラ会

          【YouTube文字起こし】札幌市障がい者相談支援事業所のピアサポーター② 相談室ぽらりすの場合

          皆さんこんにちは 札幌市北区にあります、相談室ぽらりすの発達障がいのあるピアサポーターをしております「いちこ」と言います。 今日は札幌市の相談支援事業所のピアサポーター、特に相談室ぽらりすの場合についてのお話をしていきたいと思います。 今回の動画に関連する主なキーワードは、 「発達障がいのあるピアサポーター」 「札幌市」 「相談支援事業所」 「配置ピアサポーター」 です。 他に 「相談室ぽらりす」 「地域活動支援センターアンナプルナ」 「当事者研究」

          【YouTube文字起こし】札幌市障がい者相談支援事業所のピアサポーター② 相談室ぽらりすの場合

          2023年度おがる・親の会共催研修報告

          2023年9月2日(土)に一般向け研修として、「広めよう発達障がいの理解〜自分のことを知るコツを学ぼう〜」を開催しました。 この研修は札幌市内で活動されている家族会の皆さんとの共催で、2019年から開催を続けています。 コロナ禍では、一度開催を休止しましたが、オンライでの実施に切り替え継続してきました。 今回もzoomウェビナーで開催し、55名の方が参加されていました。ありがとうございました。 第1部は基調講演として、千葉大学教授の大島郁葉先生に「発達障がいのある成人当事者

          2023年度おがる・親の会共催研修報告

          【機関支援】児童発達支援事業所 教材作りのワークショプ

          先日、機関支援で訪問している児童発達支援事業所で教材づくりのワークショップをしました。 こちらの事業所さんでは、ある一人のお子さんをモデルとして取り上げ、継続して個別の支援を一緒に行なっています。 個別に支援をする中では、そのお子さんの特性や発達段階に合わせた教材を用意する必要があります。既存の教材では難しい場合には、手作りすることもしばしばです。 また、モデルのお子さんの経過を見ているうちに、他のお子さんにも個別の支援が必要と感じ、事業所として個別療育の時間を設定してく

          【機関支援】児童発達支援事業所 教材作りのワークショプ

          発達障がい講座スタート報告

          2023年7月12日(水)13:30~15:30で発達障がい講座スタートを実施しました。 今年度から、おがるの研修体系が変わり、支援者さん向けに作った、新しい講座です。 発達障がいのある方への支援に携わって概ね1〜3年目くらいの、初任の方を対象としています。 1コマ15分から20分程度で、発達障がいの基礎的な知識を学びます。 どんな内容かを簡単にご紹介します。 障がいって何? WHOが提唱しているICF(生活機能・障害・健康の国際分類)に基づいて、障がいについての考え方