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【YouTube文字起こし】成人期の生活(一般就労②)

おことわり


このシリーズで紹介しているケースは全て架空のものとなります。
おがるがこれまで関わってきたケースをふりかえり、よく出会う成人期の生活スタイルをまとめたものです。
特定の個人の方の生活を紹介しているものではありませんので、ご了承ください。

この動画では、障害者雇用枠で就労されている方のケース例を紹介していきます。

プロフィール

Cさんについてになります。

Cさんは24歳の女性で、診断名としては自閉スペクトラム症とADHDの診断のある方です。
精神保健福祉手帳3級を所持しております。

生育歴としては、中学生の時に発達障がいの診断を受けています。
通信制高校に進み、在籍時に障害者雇用枠での就労であったり、就労移行支援事業所に通所するということを考え始め、卒業後、通所しています。
その時に手帳も取得しているということです。

就労移行支援事業所で2年間訓練を受けて、現在は障害者雇用枠でカフェの清掃の仕事をしているということです。

現在の関係機関

現在のCさんの生活になりますけれども、現在、Cさんは様々な支援機関を利用しています。

就労移行支援事業所、そして勤務先の担当者の方とのつながり、あと「ナカポツ」と書いてありますけれども、障がい者就業・生活支援事業所(センター)が正式名になりますが、そこの相談であったり支援。
そしておがる、あとは主治医の方、相談室。それから、Cさんは今グループホームで生活をされていますので、そちらの方がいらしたりします。
他にご家族は同じ市内に住んでいますけれども、別に生活をしているというような状況です。

以前の生活

こちらが以前のCさんの生活になります。
就労移行支援事業所に通所していた3年前は、就労移行支援事業所と主治医の方、そして家族が主な支援者でした。

就職を目指して訓練をしている中で、就職ができたら実家を出て生活がしたいということですとか、その仕事を長く続けていきたいとか、そんなことを思っていました。

自分一人で一人暮らしについて調べていましたけれども、具体的にどうしたらいいんだろうということがわからなかったり、自分一人で家事はできるのかな、起きれるのかなと見えないこと、やったことのないことに、不安が大きくなっているような部分がありました。

また、仕事のことについても、就労先で困ったときに、不安になった時に誰に相談したらいいんだろうというような心配や不安が大きくなっていました。

そういった状況の中で、おがるが就労移行支援事業所の機関支援に入って、新しく先のような関係機関が増えるということにつながっていきました。

現在の生活

現在、Cさんは様々な支援機関を利用しています。

無事、障害者雇用枠での就職をしましたので、勤務先の担当者の方がまずいらっしゃいますし、就労移行支援事業所とナカポツが協力をして、就労先で何か困ったことがあった時には、相談に乗ってくれたりとか、勤務先の担当者との定期的な相談の場に同席をして、働くことをサポートしてくれています。

また、ここの関係者のメンバーでは、年に1回程度集まって、就労のこと、他に生活のことについて、状況とか方向性を共有したりしています。

成人期の生活スタイルについて

今グループホームで生活していますけれども、いずれは一人暮らしもしたいということを希望しています。

現在、実家には月に2回ほど帰省をしていますけれども、ご両親は本人を見守り、応援してくれているようです。

今後も必要に応じた支援機関を利用して、支援者と一緒に安心して生活できるように考えていけたらと考えているということです。


以上、成人期の生活でも、障害者雇用枠での就労をされている方のケースの例を一つご紹介した動画になりました。


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