ナラヤンに買われたタンスの運命:ルームメイトはインド人 vol.4
ニューヨークの新居にルームシェア
入居すぐのインド人の太っちょルームメイトのナラヤン
「ヘイ ケン! タンス持ってないだろ?俺ちょっとかっこいいやつ買うからこのタンスあげるよ!ラッキーだな!」
ってなわけでちょっと色は合わないがタンスをゲット。
数日後、自分に届いた高そうなタンスを組み立てるべく友達二人呼んで組み立て始めたナラヤン。
結構大変ながら友人らの努力もあり、終盤に差し掛かり、
「ケ〜ン! 見ろよ! いい部屋になりそうだろ?」
といいながら作成中のタンスを飛び越えようとした時、踏み込んだ足の下のダンボールがズリっ、、、
踏み込んだ左足から力をもらい本来タンスを飛び越えるはずのプーさんのぽっちゃり足はただただ体重と共にタンスの板の上に、、、
ばぎっ
・・
・・・
・・・・一同無言。
ナラヤンの足下には足形に穴の開いた板とその四隅で甚大な被害を受けたパーツ達。
ものすごく悲しそうな顔で元タンスの卵を見つめたあと、
「みんなごめん、、、作ってくれてたのに、、、アイム スチューピッド、、、ラーメン奢るから食べに行こう」
「・・・・あいむ すちゅーぴっど・・・」
I'm stupid と繰り返しながら友達と部屋を出て行ってしまった。
食べたら一番元気取り戻すの本人な気もするんだが、、、
次の日 ナラヤンからメールが
「ヘイ ケン! この前あげたタンスだけど俺使いたくなったから返してくれる?」
さ、そろそろ部屋に合うタンス買いに行くか!
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