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幸運の鍵 第918話

《令和5年10月18日(水)》

何事も適度で丁度いいのが一番です。多すぎても持て余し、少なくても難儀するものです。お金ならいくらあっても、多すぎることはないと思うかもしれませんが、お金についても必要以上にあるのは、決して望ましいことではないと思います。人間には欲というものがあります。欲しいものは手に入れたいという欲です。努力してその欲を満たすことは立派なことですが、お金で楽に欲を満たそうとすると、その欲求は際限が無くなるものです。英国の哲学者、ジョン•ロックは次のように言っています。

「収入は靴のようなものである。
小さすぎればわれわれを締めつけ、わずらわす。
大きすぎればつまずきや踏み外しの原因となるのだ」

生きていくために収入はどうしても必要ですね。住むところが無くて路上生活をしていては、本人は何とか生きていけるかもしれませんが、家族を養い子供を育てることなど、到底できることではありません。お金はとても大切なものです。しかし有りすぎると、どうしても欲に負けてしまい、身を滅ぼす場合も多いものです。「紀州のドンファン」ではありませんが、愛情さえもお金で買おうとするようになってしまっては、自ずと身を滅ぼす方向に流れて行ってしまうのは仕方のないことです。頑張って努力すれば、海外旅行もできるし、気に入ったマイホームを得ることも、子供を教育することもできます。その位の適度の収入こそが望むべき姿なのではないでしょうか。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!