幸運の鍵 第1076話
《令和6年3月25日(月)》
日常生活の中において、私達は幸運に感じることも不運に感じることも経験しながら生きています。小さなこと…例えば、天気予報が雨で傘を忘れたのに、降らなくて運が良かったとか、いつもは渋滞する道路が空いていて、遅刻しないで運が良かったとか、日々の恩恵を「幸運」と捉えて感謝する心は、とても大切なことだと思います。しかし、何から何まで不運=不幸と捉えてしまう人もいるものです。俳優、中谷彰宏は次のように言っています。
「運がいい人も、運が悪い人もいない。
運がいいと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ」
様々な分野で成功する人間に共通しているのは、努力と謙虚さです。自らの努力によって掴み取った成功を、皆が協力してくれたおかげ、神様が守ってくれたおかげで幸運だった…と捉える謙虚さを備えているのです。逆に失敗を繰り返す人間の特徴は、自分の努力の足りなさを認めず、結果を運のせいに転嫁することです。自分は頑張ったのに、あいつのせいで失敗した、運が無かった…と。
そもそも、成功も失敗も実は自分の努力の結果なのです。努力を誇らず「運が良かった」と謙虚に捉える人間と、努力不足を認めず「運が無かった」と責任転嫁する人間…。もし本当に幸運と不運があるのなら、どちらの人間に運が味方をするか、答えは言うまでもありませんね。まさに、「天は自ら助くるものを助く」なのです。
今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!
数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!