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幸運の鍵 第1050話

《令和6年2月28日(水)》

人生とは常に切り拓いていくものです。約20万年前にアフリカで出現したとされる私達の祖先ホモ•サピエンスは、20万年の時を経て月に人類を送り、また近未来に火星に足跡を残そうとしています。その発展は、常に課題を克服し、試練を乗り越えようと努力し続けた賜物と言えますね。それがこの世に生きる人間の使命なのだと思うのです。中国の思想家、魯迅は次のように言っています。

「君たちは生命の力にみちあふれている。
深林に出会えば開いて平地にすることができる。
曠野(こうや)に出会えば樹木を植えることができる。
砂漠に出会えば井戸を掘ることができる」

アマゾンでもシベリアでも、人間はジャングルを切り開き、凍てつく荒野を切り開いて、そこを農地や牧畜地に変えていきました。もし切り開く努力を払わず流浪の旅を続けていたら、いずれ息絶えていたことでしょう。人間のDNAには試練を乗り越えようとする、勇気や忍耐力や知恵が息づいています。物質的な繁栄を手にした現代の私達も、まだまだこれから多くの試練に直面するはずです。しかし決して逃げることなく、困難を乗り越える強さを持ち続けたいものです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!