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幸運の鍵 第922話

《令和5年10月22日(日)》

人生とは過去から現在、そして未来へとたゆまなく進んでいます。学べるのは過去で経験した教訓です。成功も失敗も大切な教訓として、幸せな未来を創造するために、今を一生懸命生きるのが人生なのだと思います。その人生の流れに逆行しようとする人もいます。未来を見据えて現在にしか生きられないのに、過去に執着し過去に生きようとしている人…。そして、ただ未来を漠然と捉えて、現在を努力せずに未来だけを空想している人です。デンマークの哲学者、セーレン•キルケゴールは次のように言っています。

「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前を向いてしか生きられない」

過去の教訓は、人生を送る際の血となり肉となります。善悪の判断から、成功の秘訣、失敗の原因…等、全ての教訓が向上するための経験値として残ります。過去とはその経験値の宝の山ですが、そこに戻ることはできません。もう過去は終わったことなのです。過去にしがみついて呪い怒ってみても、何も変わるものではありません。幸せな未来を築くためには、過去の呪縛から解き放たれて、視線を未来に向けなければいけないのです。

また、宝くじが当たるのを待つように、何もせずに明るい未来を勝手に空想していても、期待する幸せは訪れるものではありません。現在の姿が過去の行いの結果であるように、未来の姿も現在の行いの結果なのです。一つの努力が一つの幸せに繋がると信じて、真面目にコツコツ努力したいものです。過去から学び、それを生かして現在を生き、視線を未来に向ける…。人生とはその繰り返しの100年なのだと思うのです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!