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良運の方程式 第60話

「幸運の鍵」でご紹介させて頂いた数々の名言の中から、前々回は第30位から第21位まで、前回は第20位から第11位までをご紹介させて頂きました。あくまでも私の独断と偏見に基づいた選考ですが、いよいよ今回は最終三回目、第10位から第1位までをご紹介させて頂きます。毎回記しますが、順位はあまり意味の無いことだと思います。全てが素晴らしい名言だと思いますので、是非皆さんの心で感じて頂けたら嬉しく思います。

①第10位
努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る

小説家、井上靖(1907-1991)の言葉です。怠ける人は、何かにつけてできない理由や不満を口にしますが、一生懸命頑張る人は、常に可能性を見出そうと努力するものです。

②第9位
為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり

出羽国米沢藩9代藩主、上杉鷹山(1751-1822)の言葉です。何事もやってみないと結果は出ないものです。不安を払拭するためには実行あるのみですね。

③第8位
私たちは、大きいことはできません。
小さなことを大きな愛をもって行うだけです

カトリック教会の聖人、マザー•テレサ(1910-1997)の言葉です。日々の小さいことに、真心を尽くして一生懸命頑張る姿は、とても美しいものです。

④第7位
置かれた場所で咲きなさい

ノートルダム清心学園理事長、シスター渡辺和子(1927-2016)の言葉です。人は不足なことに気を引かれてしまいます。しかし、与えられた環境において精一杯力を尽くす生き方こそ、人間の使命なのだと思います。

⑤第6位
未来とは、今である

米国の女性文化人類学者、マーガレットミード(1901-1978)の言葉です。未来はまだ見ぬ想像だけの世界です。その未来を希望に溢れた現実にするためには、今をしっかり生きないといけませんね。

⑥第5位
暗いと不平を言うよりも、あなたが進んで明かりをつけなさい

カトリック教会の聖人、マザー•テレサ(1910-1997)の言葉です。人はとかく不満を言いたがるものです。しかし一番大切なのは、自らがどう動くかということに尽きるのだと思います。

⑦第4位
一生の終わりに残るものは、自分が集めたものではなく、自分が与えたもの

ノートルダム清心学園理事長、シスター渡辺和子(1927-2016)の言葉です。人生の終わりに、精一杯生き抜いたと実感できるように、世のため人のために与える人生を送れたら幸せですね。

⑧第3位
汗は自分でかきましょう。手柄は人にあげましょう

第74代首相、竹下登(1924-2000)の言葉です。人のために力を尽くして頑張る姿勢は、いずれ自分に返って来るものです。目先の手柄に囚われてはいけませんね。

⑨第2位
悪くなったのは自分のせい、 良くなったのは他人のおかげ

メイクアップアーティスト、IKKO(1962-)の言葉です。悪くなった責任を人のせいにせず、良くなったことは皆のおかげと謙虚に感謝できる、真っ直ぐな人間こそ輝いて見えるものです。

⑩第1位
実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな

作者不明。パナソニックの創業者、松下幸之助の座右の銘としても有名な言葉です。人間の美しさは、謙虚な姿勢にこそ表れるものです。謙虚に自分を律し、人に感謝できる人間になりたいものですね。

⑪まとめ
三回続けた「名言ベスト30」の最終回、第10位から第1位までの名言、いかがだったでしょうか?第1位には、作者不明の名言を選びました。人間の価値とは年齢や性別、財力や地位に関係なく、謙虚さに表れるものだと思っています。貧しくても能力が低くても決して卑下することなく、また周囲から尊敬される存在になったとしても傲慢になることなく、常に素直で謙虚な姿勢を持ち続けたいものです。

⑫最後に
三日連続の「良運の方程式」を読んで頂き、ありがとうございます。この中に一つでも共感できる言葉がありましたら幸いです。是非人生の学びとして活用して頂けたら、ご紹介させて頂いた甲斐があると思っています。今後とも「良運の方程式」「幸運の鍵」を宜しくお願い致します。

今日も読んで下さり、ありがとうございます。皆さんがたくさんの「良運」に囲まれて幸せな毎日を送れますよう、心より祈念致します!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!