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幸運の鍵 第412話

《令和4年5月17日(火)》

私は10代の頃、プロレスが大好きな子供でした。当時は馬場、猪木の全盛時代。ブッチャー、シン、ファンクス、アンドレ…等、スター選手に胸を躍らされた少年時代でした。当時、馬場が特訓について興味深い話をしています。馬場は、プロレスに入る前、読売巨人軍のピッチャーでしたが、プロ野球とプロレスの特訓について次のように言っています。「プロ野球時代は、かく汗が無くなるまで猛練習したが、プロレスでは、汗が出なくなってから始まるのが特訓だった」…。ここまでが特訓だと、人は自分で決めてしまいがちです。自分で作った壁によって、それ以上は無理だと諦めの基準を作ってしまいますね。しかし実は、それより先に可能性というのは待っているものです。限界を乗り越える大切さについて、トーマス•エジソンは次の言葉を残しています。

「ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。勝負はそこからだというのに」

忍耐強い人、粘り強い人もいれば、諦めの早い人、我慢できない人もいますね。それは性格にもよるでしょうし、目的への思いの強さの違いもあるのだと思います。ですから、皆同列にここまで我慢しないと駄目だということはありません。しかし、皆誰にでも同じように言えることはあります。それは、望むべき結果というものは、今までの自分をもう一歩越えた所にあるということです。

小学生には小学生なりの努力の限界と、達成できる目標のレベルがあります。それが大人になると、達成すべき目標の難易度も試練のレベルも格段に上がっていくのです。大人になっても、いつまでも小学生と同じ努力のレベル、忍耐力のレベルでいるわけにはいけませんね。昨日の自分より一歩上の成長した自分を目指しましょう!ここが限界かと思っても、もう一歩だけ、もう一回だけ…と、諦めずにチャレンジしてみる癖をつけてみましょう。そういうコツコツ頑張る姿勢に、幸運は必ず訪れて貴方の努力を後押ししてくれるはずですよ。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!