幸運の鍵 第1082話
《令和6年3月31日(日)》
人間が心に抱く思いとは、とても強い影響力を持っています。よく生きている人間の念=生き霊の念は、死んだ霊の念を遥かに超える強い力を持つと言われます。呪いなどという強烈なマイナスの念は、相手にも当然影響を与えますが、その思いは自らにも巡り巡って返って来るものなので、マイナスの念を発することは絶対に避けたいものです。フランスの小説家、オノレ•ド•バルザックは次のように言っています。
「結局のところ、最悪の不幸は決して起こらない。
たいていの場合、不幸を予期するから悲惨な目にあうのだ」
不幸とは、自らの思いの中で作られ、それが具現化するものだと考えてよいでしょう。人間は大なり小なり、必ずマイナスの境遇を抱えているものです。例えば貧困家庭の中に生まれたとか、母子家庭で育ったとか、あるいは経済的に裕福でも家族が皆バラバラで、愛情を感じずに育った…等々。しかし同じような境遇でも、幸せを掴む人もいれば、不幸のままの人もいるものです。それは、自らの心の持ち様で運命を変えることができるからです。
まず最初に思いがあり、その思いを具現化させるために努力を続けていくと、いずれ思い通りの姿を得ることが可能です。ですから、最初に心に思い描くことは、プラスの明るいことを思うべきでしょう。マイナスで暗いことを思い描くと、その通りの不幸を引き寄せてしまうからです。バルザックの言う通り、不幸を思い描いて予期する思いが、実際に不幸を引き寄せると思って、常に幸せを思い描くプラス思考で日々を過ごしたいものです。
今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!
数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!