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幸運の鍵 第956話

《令和5年11月25日(土)》

何かにチャレンジする時、一番大切なのは自信です。諦めない忍耐力も、ブレない強さも、その根底に自信があって初めて持てるものです。自信とは辛い鍛錬を耐え抜いた自信であり、やることは全てやったという自信です。人生では何度か、勝算に乏しくても勝負を賭けなければいけない時があります。その時に集中して挑むことができるのは、努力してきた裏付けとしての自信があるからなのだと思うのです。「喜劇王」、チャールズ•チャップリンは次のように言っています。

「人に大切なのは、自信を持つことだ。
私が孤児院にいたとき、腹をすかせて街をうろついて食いものをあさっていたときでも、自分では世界一の大役者ぐらいのつもりでいた。つまり勝ち気だったのだ。
こいつをなくしてしまったら、人はうち負かされてしまう」

人生のどん底を経験すると、何も恐いものが無くなるものです。チャップリンが「勝ち気だった」と言っているのは、「勝ち気にならないと生きていけなかった」という裏返しなのだと思います。あの苦しみを思えばこんなこと何でもない!、食べていけるだけマシだ!…というハングリー精神が、チャップリンの自信の源泉ではないかと感じます。人生では辛いこともたくさん経験しますが、その苦しみから生まれる勇気や自信は本物です。そう思えば、苦労も有難い経験なのだと思います。辛い経験を持っている人ほど、いざという大勝負の時に、自信と勇気を持って挑めるのだと思うのです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!