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幸運の鍵 第921話

《令和5年10月21日(土)》

人生とは心の持ち様でプラスの方向に進みもすれば、マイナスの方向に進みもします。戦争や事故や病気で命を落とす等、最悪の事態もあり得ますが、大抵の場合はどんなに苦しい場面でも、意志と努力で切り抜けられるものです。ただ、切り抜けるためには常にプラス思考で前を向かなければいけません。駄目だろう…、失敗する…、立ち直れない…等々マイナス思考でいては、いつも自らマイナスを引き寄せてしまうからです。フランスの小説家、オノレ•ド•バルザックは次のように言っています。

「結局のところ、最悪の不幸は決して起こらない。
たいていの場合、不幸を予期するから悲惨な目にあうのだ」

仕事でも勉強でもスポーツでも、駄目だと諦めた瞬間に集中力を失ってしまいます。マイナス思考の人間は、一つの試練で心が折れ、二つ目の試練で、やっぱりできないと諦めてしまうものです。しかしプラス思考の人間は、試練は何度も訪れることを前提としているため、試練に遭遇する度に「だんだん目的地に近付いてきた!」と、益々集中力を高めます。一度や二度の失敗で心が折れるようでは、中々夢は叶わないものです。失敗しても「命までは奪われないだろう」…という位の前向きな思考で生きたいものです。神様は、最悪の不幸などに導いたりはしません。人間の心が勝手に引き寄せているのです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!