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幸運の鍵 第1016話

《令和6年1月25日(木)》

人間は皆、幸福な人生を送りたいと願うものですね。しかしその幸福感が、金銭的なものや物的なものにこだわると、幸福の概念自体が一気に狭まるものです。お金を持つことが幸福と考えると、お金が無いことが不幸ということになり、お金が人生の全てという、かなり偏った価値観を持ってしまうことになりかねません。また豪邸に住むことや高級車に乗ること等、物的なものに執着してしまうことも同様ですね。三重苦を克服した「奇跡の人」、ヘレン•ケラーは次のように言っています。

「もし幸福な生活を送りたいと思う人々がほんの一瞬でも胸に手を当てて考えれば、心の底からしみじみと感じられる喜びは、足下に生える雑草や朝日にきらめく花の露と同様、無数にあることがわかるでしょう」

お金や物に執着し、それを持つことが幸福であると考える人は、それが無くなった時に失望感を感じ、自分は不幸であるという錯覚に陥ってしまうのだと思います。ヘレン•ケラーの言う通り、幸福とは身の回りにたくさん存在するものです。それを感じるかどうかは感性の問題です。子供を持った方はわかると思いますが、可愛い我が子が、ミルクを必死で飲む姿を見た時の親の幸福感はMAXになるものです。お金持ちでなくても、贅沢品を持たなくても、自分の感性で幸福を感じることのできる、心の豊かな人間になりたいものです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!