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幸運の鍵 第1095話

《令和6年4月13日(土)》

人生においては、楽しいことも辛いこともたくさん経験するものです。楽しいことがあれば、必ず辛いことも訪れます。その波が、定期的に訪れるのであれば心の準備もできますが、幸せな期間が思っていたより短かったり、苦労する時間がいつまでも続くと、さすがに滅入ってしまうものですね。しかし、それが人生なのでしょう。たとえ苦労続きでも、決して落ち込むことなく、希望を持ち続けなければいけませんね。英国の劇作家、ウィリアム•シェイクスピアは次のように言っています。

「悲しみが来るときは、単騎ではやってこない。
かならず軍団で押し寄せる」

人生経験の長い方は理解できるでしょうが、辛い時期には、悲しみがどんどん連続して襲いかかって来るものです。立ち直る間もなく次から次へと、苦労に見舞われる時期が必ずあります。そういう時には動いてはいけませんね。よく苦境を打開するために、あれやこれやと動きを加速させる人がいますが、辛い展開の時期には、かえって自らの首を締めることになりかねません。

私は「幸運の鍵」の中で何度も、忍耐の大切さを話してきました。よく忍耐する必要はない、我慢することはない…と説く人の話を耳にしますが、人生においては何をしても上手くいかない状態が必ずあり、そこを切り抜けるためには忍耐が必要不可欠である時が必ずあるものです。「石の上にも三年」という言葉がありますが、本当に辛い時期こそ、忍の一字で耐え忍ぶことが自分を守る術であることを知ってほしいのです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!


数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!