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幸運の鍵 第991話

《令和5年12月30日(土)》

人間が生活のリズムを乱して、思った方向と違う方向に進む場合、その原因は素の自分ではない飾った自分を見せようとする時なのかもしれません。形だけ変えても中身が変わらなければ、何事も上手くいくものではありません。違う自分になりたいのであれば、素の自分そのものを変えなければいけないのだと思います。米国の実業家、デール•カーネギーは次のように言っています。

『気のふさいだ馬を見たことがあるか?
しょげかえった小鳥を見たことがあるか?
馬や小鳥が不幸にならないのは、仲間に「いいかっこう」を見せようとしないからだ』

人間はついつい見栄を張ってしまうものです。実力が無いのにあるフリをしたり、知らないのに知っているフリをしたり…。心のどこかに「いい格好」をしたいという欲求があるのでしょう。しかしそれは上辺だけの偽りの姿であって、本質的な変化には繋がらないものです。実力が無ければ努力すればいいし、知らないのであれば勉強すれば済む話です。飾らない自分と向きあって、素直に本当の自分をさらけ出す潔さがあれば、きっと自分の望む姿に向上していけるはずです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!