幸運の鍵 第1018話
《令和6年1月27日(土)》
スポーツにおいても、その他の勝負事においても、皆誰でも勝つために頑張りますね。「勝てば官軍、負ければ賊軍」と言いますが、栄光を手に入れるか失望に終わるかは、天と地ほどの差があるため、誰でも勝つために死力を尽くします。しかし、勝ち負けだけにこだわってしまうと、事の本質を見誤いかねません。勝てるなら何をしてもいい…という脇道に逸れかねないからです。元プロテニス選手、松岡修造は次のように言っています。
「勝ち負けなんか、ちっぽけなこと。
大事なことは、本気だったかどうかだ!」
どんなに一生懸命頑張っても、負けてしまうこともあります。むしろ負ける方が圧倒的に多いかもしれません。負けることは悔しいことですが、負けたから全てが無駄ということはありません。例えば、試験に受かるために寝るのも惜しんで勉強した結果、残念ながら落ちた人と、巧妙にカンニングペーパーを作って試験に合格した人と、どちらが立派で真の実力を付けているかはすぐわかりますね。松岡修造の言う通り、大事なことは勝ち負けの結果論ではなく、そこに至るまでの努力や本気度といった過程の処し方なのです。
今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!
数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!