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幸運の鍵 第303話

《令和4年1月26日(水)》

「感謝しなさい」という言葉は、人生の中で度々教えられてきている言葉ですね。親であったり、学校の先生であったり、人生の師と仰ぐような人達…私達の成長を心から望んで下さる人達は、必ず「感謝しなさい」という言葉を投げかけて下さいます。なぜなら、人生の先輩諸氏は、感謝が謙虚さを生み、謙虚さが更なる周囲からの協力を呼び、棘の道をなだらかな歩きやすい道に整えてくれることを知っているからです。愛する大切な人が、棘の道を歩かなくて済むように願いを込めて「感謝しなさい」と諭しているのです。米国の女性作家、メロディ・ビーティは次のように言っています。

「感謝は人生の豊かさの鍵を開ける。
私たちが持っているものを、充分以上のものにする。
否定を受容に変え、混沌を秩序に、漠然を明瞭へと変える。
感謝は、過去を意味あるものとし、今日に平和をもたらし、明日のための展望を創る」

「感謝」と「恨み」の気持ちを比べてみましょう。幸せな人生を送る人は、失敗や挫折に出会っても、それを有難い気付きと捉えます。そしてその原因が自分にあることを悟ります。悪かった原因を素直に分析し反省します。そして大事に至らなかったことに感謝し、未来に向かって前向きに臨むのです。一方、不幸せな人生を送る人は、失敗や挫折をアンラッキーで不運だと捉えます。そしてその運の悪さを人や環境のせいにします。自分は何も悪くないと自己弁護し、人や世の中に恨みを持つのです。そこには、未来に向けた前向きな発想や希望は見えて来ません。

感謝の発想は、幸運や多くのプラスの事象を引き寄せます。それが「自然の摂理」なのです。先人達はその原理を経験上、肌感覚で理解しています。ですから愛する子供達や、大切な人に対して「感謝しなさい」と諭して下さるのです。謙虚に前向きに感謝して人生を過ごしたいものですね。今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!