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幸運の鍵 第174話

《令和3年9月7日(火)》

人は誰しも幸せでいたいものです。不幸にはなりたくありませんね。ここで是非気付いてほしいのは、幸せか、不幸かの基準は、すべて自らの心が創り出しているということです!それは全くの主観です。同じ事象でも幸せと思う人もいれば、不幸と感じる人もいます。そして怖いのは、不幸にもなっていないのに、不幸になることを不安がり、勝手に不幸を創り出してしまう心です。古代ローマ帝国の政治家であり、哲学者であったセネカは、次のように言っています。

「およそ惨めなものは、将来のことを不安に思って、不幸にならない前に不幸になっている心です」

将来の不幸を想像すると、当然不安な気持ちになりますね。しかし、将来の不幸は、まだ現実の不幸ではありません。現実にない不幸を不安がり、勝手に不幸を創り出すことはとても悲しいことです。もし不安に思うことがあるなら、それは将来に対する注意信号で、ヒントを与えてくれていると前向きに捉えましょう!なってもいないのに、勝手に不幸を心配しても仕方ありません。

そして、発想の転換が必要です。成功する人間は、不安を不幸ではなく幸せの方向に変える思考を持っています。絶望のどん底に落ちた時でも、もう後は上がるだけ!これからは上昇するだけだ!…と前向きに発想を転換するのです。幸せも不幸も自らの心が創り出すもの。それなら、前向きに物事を捉えていく方が良いですよね。前向きな姿勢は必ず幸運によって守られます!それが自然の摂理だからです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!