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幸運の鍵 第485話

《令和4年7月30日(土)》

今の時代、男女の違いを言うことは、言ってはいけないことというか、とても言いづらいことです。企業の求人においても、男子20名とか性別は表示できません。私も採用に関わる仕事をした経験がありますが、本来は男性だけ、または女性だけの採用を望んでいても性別を表示できないため、運用(採否の決定)で希望を通すしかありませんでした。

男女の性別によって人間としての優劣は無いため、もっともな考え方ではありますが、女子トイレの清掃があるのに男性の清掃員を雇えるのか、酔っ払いが多い深夜の繁華街での警備員に女性を雇えるのか…という現実的な問題を、画一的に男女平等で片付けて良いのかという疑問は残ると思っています。前置きが長くなりましたが、今日は男性に対してエールの言葉を贈りたいと思います。大東亜戦争時の帝国海軍•連合艦隊司令長官、山本五十六元帥の次の言葉です。

「苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これらをじっとこらえてゆくのが、男の修行である」

一般論ですが、男性に比べて女性は感情的で直線的ですね。例えば、親が危篤になった時でも、男性は仕事が忙しいとか、すぐに帰りづらいことが多いものですが、女性は仕事をすぐ休んでも真っ先に親元に駆けつけることが多いように思います。それは良い悪いということではなく、男女の性質の違いを表しているのだと思います。男性がいついかなる時も家族のために生活の安定に責任を負っていること、そして女性は何を犠牲にしても大切なものを守るという純粋な心を持っていること…、そういう性質の違いが行動の違いに表れているのだと思います。

今日の山本五十六元帥の言葉は、生き方を決めたら、どんな障害があろうと、どんな苦しみがあろうと、心を乱すことなく、じっと我慢して自分の道を突き進まなければいけない…という男性に対するエールの言葉です。嫌なことがあったら、すぐ爆発して喧嘩をしたり会社を辞めたりしていては、自分の生活どころか、家族の生活も危機にさらしてしまいますね。悔しさに耐え、涙を堪え、試練を乗り越える強さが男性には必要なのです。それが家族の命を預かっている者の責任だからです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!