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幸運の鍵 第961話

《令和5年11月30日(木)》

「幸運の鍵」では、今までに何度も、成功者は皆、失敗を前向きに捉えていることを記してきました。ウォルト•ディズニーは「失敗したからって何なのだ?失敗から学びを得て、また挑戦すればいいじゃないか」…と言いました。トーマス•エジソンは、「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ」…と言いました。そして今日はもう一人、幕末の志士、坂本龍馬の言葉をご紹介しましょう。坂本龍馬は次のように言っています。

「人の世に失敗ちゅうことは、ありゃせんぞ」

ストレートな言葉ですね!人生に失敗という文字はない…ということです。どう思われますか?「いやいや、人生の半分は失敗でしょう」とか、「失敗が無いなんて自信過剰でしょう」などと思うのではないでしょうか。ただ、成功者の視点は普通の人間の遥か先を見ています。普通の人間は、短期に物事を成功、失敗で判断し一喜一憂します。しかし成功者は、最終的な成功の姿に視点を合わせているため、短期的な失敗を失敗と感じず、前進するための貴重な気付きと捉えるのです。坂本龍馬の志は、明治維新を経て欧米列強に肩を並べる強国として実現しました。ロシアを破り日露講和条約が結ばれた明治38年、それは坂本龍馬暗殺から38年後のことでした。坂本龍馬にとっては、自らの死さえも失敗と捉えないで、38年後の強い日本の姿を見ていたのかもしれませんね。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!


数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!