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幸運の鍵 第1106話

《令和6年4月24日(水)》

人間は成功や目標達成の節目で、幸せや達成感を感じるものです。それは生甲斐であるともいえますね。ただ無意味に日々を惰性で生きるのではなく、将来への目標を持って努力することはとても大切なことだと思います。しかし、成功を手に入れたからと言って、日常生活がダイナミックに変わるかというと、意外にそうでもない場合が多いものです。成功や目標達成は、人生の最終目的ではなく、通過点の一つだからです。英国の女優、オードリー・ヘップバーンは次のように言っています。

「成功は誕生日みたいなもの。
待ちに待った誕生日がきても、自分はなにも変わらないでしょ」

つまり、逆に失敗したからと言っても、それで人生が終わることも無ければ、再起が閉ざされることも無いことを認識してほしいのです。大学に何度落ちても諦めずに、4回目、5回目で合格する人もいます。オリンピックで負けた悔しさをバネに4年後、8年後のオリンピックで頂点に立つ人もいるのです。小さな成功で舞い上がることなく、逆に小さな失敗で落ち込むことなく、一つの通過点として捉えることが重要です。オードリー・ヘップバーンのこの言葉は、人生の浮き沈みに一喜一憂せず、長期的な視点で人生を捉えることの大切さを説いているのです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!



数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!