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幸運の鍵 第952話

《令和5年11月21日(火)》

人は死を覚悟した時ほど、大きな力を発揮することはありません。死まで覚悟しなくても、失敗することなど考えずに真っ新な気持ちで一転集中できた時、思いも寄らない力が出るものです。逆に心の中に迷いがかすめてしまうと、実力通りの力を発揮できないばかりか、為すこと全てが不完全燃焼で終わってしまう危険性がありますね。幕末の志士、坂本龍馬は次のように言っています。

「何でも思い切ってやってみることですよ。
どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様、骨となって一生を終えるのだから」

スポーツでは心技体がハマった時に、頭で考えなくても体が勝手に動くことがあります。いわゆる「ゾーンに入る」状態です。たぶん、精神的に極度に集中できた時に体験できることなのだと思いますが、特に心技体の心の部分に人智を越える可能性があるような気がしています。人間の命は何千年も続くものではありません。たかが百年以下の人生です。坂本龍馬の言う通り、やろうと思ったことは結果など気にせず、思いっ切りやってみる価値があるのではないでしょうか。一心不乱に集中した時、人間は思いも寄らぬ実力を発揮することがあるからです。

今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!

数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!