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何故音楽フェスティバルにいくのか?

この夏は確かに平年より暑い日が続いたように感じたが、

自粛期間が延々と続き、在宅勤務が多かったこともあり、あまり暑さを感じない夏であった。

その熱を感じなかったのは、在宅で引きこもってただけではなく、やはり夏の風物詩の行事ごとがこぞって中止・延期になったからということも要因の一つである。

皆さんもライブ・コンサート、お祭りや音楽フェスなど少なからず一つのイベントは中止・延期となり、「今年はしょうがないか」と我慢して感情を押し殺していることはないだろうか。

そんな中、政府から9月19日にコロナ感染防止策を維持しながら経済活動の両立を目指す為にイベントを行う上で人数規制を制限緩和するという発表がありました。

https://corona.go.jp/news/pdf/jimurenraku_20200911.pdf

経済活動を再開する為に行事も行っていかないと展示会・コンサート・ライブやスポーツイベントなども今後開催が出来にくい環境になりますが、感染対策を行った上での開催となる為に接触確認アプリCOCOA・飲食エリアの制限・入場時の検温や十分な人と人との距離を取るなどを徹底する必要があります。
音楽フェスティバルの場合、厳密に行うとなると十分な人と人との間隔(1m)を保って開催するとなると下イメージのようなドライブインフェス(千葉長生郡)やプライベートスペースを確保した会場(イギリス・ニューカッスル)などが当てはまる形になるか。

ドライブインフェスは各地で開催されはじめている。岩壁音楽祭クルーが挑戦したDRIVE IN AMBIENTなども山形で開催された。

実際に足を運んだことがないので正直分からないが、音や映像を大音量で聴くことと気心の知れた友人と一緒に(一人の場合ももちろんあり)時間を過ごせるという点においてはクリアしている。

うーん、しかしどうしてもかつての自由度があるフェス、つまり自分自身で自由に動き回って何も制限がない空間にいることも大事な気がして、何かが違う気がする。キャンプをしに来るという感覚に近いならばこの形もあり。しかし「DANCE」しに来るのであればそれは違う気がする。やはりまだまだNEW NORMALな考えに移行しきれていないのか。

関東・関西のSNSを見てると色々な場所でシークレットパーティー(150名・友人のみ招待)やレイブなどが行われて、そこでは野外ということもあるが、見る限り感染対策が万全とは言えないかもしれない(もしかしたら徹底されているかもしれないが)。むしろかつての形・感覚を味わいたいという人もいるかもしれない。ここでクラスターが発生したら世間の目は厳しいものになる可能性がある。そしてもちろん自分の周囲に自分自身が陽性と判明した場合は冷たい目線を向けられる可能性だってある。

そんなリスクを冒してまでも何故人々が集まる場所にいくのか?自分なりの答えに行き着くにはまずそもそもなぜ音楽フェスにいくのか?改めて考えてみた。細かく挙げればキリがないですが、自分の場合は主に4点。

そして自然の中や太陽の下でアルコールを摂取して気心の知れた仲間や自分と近いフィーリングを持ったコミュニティに囲まれて大音量を浴びて踊った暁には、「あぁ、今年もまたこの時期を迎えることができたな」とある意味、1年の中で一つの区切りに近いような感覚を受けながら色々なことを振り返る時間となっているのだが、今年はそれが今のところないっ.....!

つまりは大袈裟に聞こえるかもしれないが、音楽フェスに行くということは自分が幸福を感じる瞬間を体感することで生きてる証を感じたいから。あらゆるリスクとの比較になるが、それでも行きたいと思う場所なのだと思う。

FUJI ROCKやSUPER SONICなど大型フェスは延期・中止を発表しているが、小規模フェスは人数制限・感染対策を行いながら徐々に開催を開始・予定している。

【開催フェスティバル】                       9月18日(土)~9月22日(火)
東尋坊SUNSET2020@福井県       
9月26日(土)・27日(日)
りんご音楽祭2020@長野県         
10月3日(土)・10月4日(日)
STARFESTIVAL 2020@京都府      
MUSIC CIRCUS 2020@大阪       
10月31日(土)~11月1日(日)
FESTIVAL de FRUE 2020@静岡県

その他詳しくはこちらをどうぞ(わかっていたが、中止・延期が多すぎて引きます)

そして最後に、何故リスクを冒してまでも今やらないといけないのか?

ニューノーマルに対応した野外音楽フェスは今開催しないと来年4月までないことになるので今がある意味ラストチャンスになる(11月以降は寒くて開催が厳しい・・・・。)そう思うと実験が出来ないまま来年を迎えて、ワクチンを待つのか、新しい or 今までのやり方で開催するのかを模索するとなるとその状態はあまりに前進しなさ過ぎて途方に暮れる。そしてオフィシャルで開催が出来ないと違法レイブなどが多発してせっかく風営法が改善されて前進しはじめたダンスミュージックシーンがまた悪くなり、イギリスのように警察とのいたちごっこが始まる可能性がある。

開催スケジュールの中で2つ程、参加予定。自分自身でも何が正解か感じながら遊びたいと思う。またレポートします。

それでは。

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