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脱力と思考

今日もいい空気・・・

 安楽宙斗選手を知っているか?

 スポーツクライミングで世界ランキング1位の選手だ。なんと17歳だ。

 彼の強さの秘密は「脱力登り」。

簡単にいうと、大人になればなるほど、腕の力で登ろうとする。

だんだんと乳酸が溜り、落下するとのことだ。

彼は腕の力ではなく、全身の力を抜いて登っていく、全身の脱力からのその推進力、バネで登っている感じだと言う。

 僕は週に2回はトレーニングに行く。普通に「腹筋しましょう」と言われても、今の僕はすべて全身を使ってトレーニングをする。

 もっとわかりやすく言うと、「懸垂します」懸垂=腕の力で持ち上げる。

でも僕は全身、いや、肩甲骨を稼働を中心に、肩甲骨が上下することで懸垂しているように見える感じだ。

腕力だけで持ち上げてはいない。

 走るのも、何するのもできるだけ全身を使う事を意識している。

大人になれば、腕の力だけ、足の力だけ、その部位だけでこなせてしまうので、全身を使う事をしなくなるらしい。

でも子供はどうだ・・・走る時は腕がグラングランって感じで滑稽な感じに見えるが、本来はその全身の推進力で走るのが正解なのだという。

 僕はサッカーでの2回目の骨折以降はトレーニングは全身で、腕立て、腹筋って言われても、全身で動かく事を念頭に置いている。

 これでケガのリスクを減らせると思っているし、一か所に負荷を掛けるのではなく、全身で受け止める、全身に逃がすイメージだから、より大きなパワーを出すことができる。

そうすることで腕立てでも、腹筋も鍛えられる、背中も鍛えられ、バランスの取れた体型になると思っている。

 一流選手は70%の力で基本的は動き、一瞬の必要な時に100%の力を出すと言う。

長く、現役を続けていて、結果が出ている選手はそれができている。

 では自分の人生、物事の取り組み方も、この原理で行わないとダメではないかと思う。

仕事=脳だけで行うと、負荷が溜り、脳が停止するのかもしれない。

普段からの脳だけに負荷を掛けない、そして全身で受け流し、全身で受け止め、その全身の推進力で仕事や夢に取り組んでいくのが、成功の秘訣かもしれない。

「挑戦なくして、成功なし」

<プロフィール>
巧株式会社 代表取締役
経営者「空気社長」

(大橋大記・巧プロジェクト)

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