『実践と創造を導くコミュニケーションツール「パターン・ランゲージ」』を読んで考えたこと
こんにちは
イデアレコードの左川です。
どんな組織でもコミュニケーションに関する課題や悩みは尽きないと思いますが、リクルートワークス研究所の出す『実践と創造を導くコミュニケーションツール「パターン・ランゲージ」(井庭崇氏)』が興味深く、気づきが多かった。詳細は記事を読んでいただきたいが、一部についてかいつまんで紹介できればと思う。
「コミュニケーションは不確実なものである」というのは当たり前のように見えて、実感としては染みわたっていないケースが多いと思う。よく研修でも伝達ゲームを通して人を介すごとに情報が湾曲していくのを体感するようなものも多々あり、課題感としてはあるけれど、いざ自分が当事者として考えられているかというと「自分は大丈夫」と根拠なく考えがちである。
特に管理職と一般社員では土壌も視座も違ったりするので一層の考慮が必要だったりするが、忘れがちなので、管理職研修などでも伝えるぐらい繰り返しリピートしていかなければいけない事項である。
人手不足が深刻になる中、アルバイトやクラウドワーカーに業務を依存する割合は増えていくだろう。そうなったとき、最初に実施されるのがマニュアル化だ。誰がやっても同じ判断/結果となるようにするためにマニュアルは重要なものであることは間違い。だが、今後はその業務範囲も拡大せざるを得ないことが予想されるが、そうなってくるとケースごとに考えないといけない事項も自ずと増えてくる。
そうなったときに問われるのが「パターン・ランゲージ」となるに違いない。もちろん誰もがすぐに実践できるものではないため、レクチャーやフローが必要となるだろうし、場合によっては業務自体を調整して落とし込めるようにしていくこともあり得るだろう。
むしろ机上の空論とならないようにすると同時にリスペクトを生み出すため、「実践をするという重み」を課すような形にすることが重要であろう。これは社内でのコミュニケーションはもちろんのこと、BtoB、BtoCにおいても言える。
そんなわけで、採用や人事だけでなく、社内コミュニケーションやサービス、サポート等にも大きなエッセンスとなるので、興味のある方は是非!
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