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キャリアのその上

これを日本の大学生に伝えてくれ!

・若きリーマンの思い
 ものつくり日本の技術力
 東芝の話
 トヨタの底力
・若きリーマン(俺)とはどんな人間か

若きリーマンの思い

ふとグレタさんたちの抗議活動でベトナムへの三菱商事の火力発電輸出がストップして、撤退に追い込まれたことを思い出した。

俺はこのグレタさんを始めとした日本の若者たちには憤りを感じるし、なによりこんなにあっさりと火力発電から撤退した三菱商事、東芝に憤りを感じる。

日本の火力発電GTCC超超臨界圧の技術は世界でも屈指だ。

これは日本の技術者たちが世界の環境に貢献するべき弛まぬ努力を継続してきた、いわば努力の結晶だ。これはグレタさんも含めて皆と同じ豊かな未来を目指して実現した技術だ。

東芝や三菱はグレタさんたちを東芝の川崎工場に招待し、東芝の技術者たちが何を思い、どのようなものを作っているのか説明すべきだった。

川崎で製造される沸騰タービンは世界でも数える程のメーカーしか製造出来ない。なぜか?環境貢献とはそういうことだからだ。

そのブレークスルーの厚みだけ環境と人々の暮らしを両立するというのは難しい紙一重のもの。その上に我々が享受する生活がある。

この日本の若者たちは悪くない。環境を憂い行動することは素晴らしいことだ。だが、日本人として先人が何を成し遂げ、彼らが生まれる前から環境を見て努力し続けていることを知るべきだった。

彼らが大人になり、真理を見つめられるようになった時、自分たちが何をしたのか、実感し次の世代に繋いで欲しいものだ。


ものつくり日本の技術力
この若きリーマンは現在テクノロジー大手の中南米支店に赴任している。

彼はこう話す。
「大学でこのような安易な環境活動を行おうとしてる、ないしは就活で話をしようとしている学生がいたら例に出して説明をお願いします。」

東芝の話

このような神がかった技術を有する国に生まれた人間だからこそ、現実的な提案が出来る大人になって頂きたい。私の願いはそれだけです。よろしくお願いします。
参考にしてください。
東芝GTCCコンバインドサイクル

日本のメディアも知らない、new picksでもいろんな識者たちが、ベトナムの人々の生活はどうするんだ?ということを中心にコメントしているが、全くもってお門違いだ。このような悲しいことが二度と起こってほしくない。

日本の若者に自分の国を誇りに思って欲しいのです。自分の国のモノづくりに誇りを持って欲しいのです。


上記は 東芝を救い、世界を変えたDRAMの技術者のお話です。
これを学生に見せてあげてください。
大変に勉強になりますよ。


私:あなたは、海外へ行って、松下幸之助の苦労と凄さをもっと現地の従業員に分かってもらいたいと言っていたものね。

リーマン:この国の従業員はそこまででないにしても、チャラチャラ海外にかぶれて、欧米に迎合するな。日本をもっと知って欲しい。 この動画を見て心を揺さぶられなければ日本にあらず。いまの学生に必要な教養だとすら思う。幸之助さんの偉大さを学生にはわかるだろうか。。。

トヨタの底力
リーマン:そして、トヨタのお話ですが、、、SmartNewsで記事を開く "トヨタの欧州法人、26年までに欧州市場での販売2割をEVに…ベルギーで新型EVの試作車披露" 

ついにトヨタが具体的な話を出してきた。やはり今回の決算が一つの見極めだったんだ。トヨタ決算、即ち世界の自動車市場の対局を写す鏡。ここで今の情勢を見極めて時期をにらんでのアクションだ。 闇雲なEV全振り戦略を行う中国大手以外のメーカーとの結果の差がどのように表れるか見ていこう。トヨタを対応が遅いと非難していたものたちもいるが、それがトヨタの戦略だったわけだ。特に欧米の大手GM, VWとの明確なプランの差が出ている。先んじて開発を始め、投資をおこなったが、いまのEV市場の冷え込み影響が販売レベルで顕在化するのは来年から。そのタイミングで他メーカーが投資分の回収に苦しむと思われる。その間にトヨタは潤沢な資金を背景に投資と開発を加速させて、EVのデマンド回帰のタイミングにラインナップを拡充し投資資金と回収のサイクルを回す算段だ。

当たり前だがいくら大手とはいえ、金を出せば、回収をしないといけない。個人と同じで買い物をすれば、その分生活費を稼がないといけない。無闇に給料以上の買い物をすれば貯金を取り崩すことになり、本当に必要な時に使えるお金がなくなる。

これは企業も同じです。

お金を使い、回収する。この見立てをいかに行うか。マーケティング戦略、リスクアセスメントマネジメント能力が問われる。

トヨタが泣き、他メーカーが笑うシナリオは一つ「グレタさんが環境活動をして、強烈なロビー活動を各国で推進しEV需要が復活する」まぁ、ロビー活動の影響範囲、新興国を含めた現実的なデマンド構成を鑑みれば、こんなことは夢のまた夢だ。

即ち、もう後戻りなどできないわけだ。

スマートニュースのアプリをダウンロードしてこの記事を読んでください。トヨタの電動化戦略とは何か?を知ることが出来ます。こちらも学生に共有願います。常にこのような情報に触れていないと世界の対局は掴めないと俺は思う。

その足がかりは日本をもっと知ることです。
※モノづくり太郎さんの動画を学生に見せてくださいね。

【若きリーマン(俺)とはどんな人間か】は次回に続く。

mihoko

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