事実→気づき
奈良新聞の「クリエイティブ・アド」の話。
ファクト(事実)ベースで、作った企画は、強い。
「おお、そんな情報知らないなぁ」
と、人に感動を与えるからだ。
広告コピーで言えば、この作品である。
強烈なファクトが、込められている。
だけど、ホントにいいコピーとは、
さらに一歩進んで、「気づき」を与えるものだと言う。
「飛行機雲」=戦争。
このように連想してしまう人が、世の中にはいる。
そんな「気づき」を与える広告コピー。
強烈なファクトにたどり着いた時点で、
作り手は満足してはいけない。
さらに一歩先にある「気づき」までたどり着かなきゃいけない。
なるほどね。
と言っても、かなりむずかしい。
「気づき」を与える、っていうと、考える上でちょいハードル上がるから、
「教えてあげたいことがあるんです」くらいの感覚だと、しっくりくるかな。
と、個人的に思います。
今回の審査員、電通・橋口幸生さんの解説は、わかりやすい。
コピーライターの手癖問題についても、触れていて、例えば、このコピーについてさらに解説していた。
「為に→ために」
に、することで読みやすいコピーになると。
ほかの例として、
「子供→子ども」
も同様の理由で、漢字をひらがな表記に変えただけで、
印象がかわる。
手癖で書かないこと。
変換機能に頼りすぎないこと。
なるほど。
一音、一音、立ち止まって考えることが大切。ということかな。
クリエイティブ・アド。
次回から、私もチャレンジしてみます。
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