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日本の学校で児童生徒が掃除をすることは素晴らしい!元学校の先生がオーストラリアの教室を見て感じること

アラフォー元学校の先生、今はオーストラリアの学校で働いています。

お仕事内容は、コチラ。もしよかったら、読んでみてくださいね。

毎日、オーストラリアの教室で過ごすと、気づくことがあるんです。

教室が・・・

汚い!

ありとあらゆるゴミが!文房具が!制服が散らばってるやないか!!!

元日本の学校の先生には、耐えられないほど汚いこともあります。お節介にもこうなる原因を考えてみました。

【お行儀良くの文化が甘い】
日本では、小さいころから、座り方、食べ方、口の利き方・・・家庭でも学校でもしつけられますよね?

もちろんオーストラリアの子どもたちもしつけられています。

でもなんか・・・ゆるいんですよね。

おおらかなお国柄で、そこは私も大好き!

【土足文化】
オーストラリアは土足文化のせいか、外と中の区別が厳しくないように感じます。

特に学校なんか、外の延長なようなものなのか・・・日々お菓子のカスなんかが落ちています。

【生徒が教室掃除をしない】

古い動画ではありますが、日本の生徒たちは教室の掃除をすると、取り上げられています。

生徒が掃除をする国って珍しい!

オーストラリアでは、クリーナーの方が朝や放課後に掃除に来られ、それ以外は放置なんです。

そんなこんなで、教室が汚いんですよ。

授業中にゴミを拾っている私の姿が簡単に想像できるでしょ?

日本では、小学校1年生から掃除をします。

その際に教室をキレイに保つことの大切さや、班で協力して掃除をすることの意味を教えられます。

知らず知らずのうちに、自分も他人も快適に過ごせるように気を遣う重要性が身につくんですよね。

それが、街にゴミが落ちていないことやポイ捨てはいけないという常識へとつながっているように感じます。

2018年のワールドっカップ、サッカー日本代表がロッカールームをキレイにしていったということが、世界中で話題になったのを覚えている方も多いのでは?

日本の先生方、掃除指導まで本当に大変ですよね!

私も何年もトイレ掃除担当だったのですごくよくわかります。

でもね、この文化は世界に誇れますよ!胸を張ってください。


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