元学校の先生、オーストラリアの学校で生徒の学習支援をしています
元学校の先生、アラフォーでオーストラリアにやってきました。
現在、日本での学校の先生の経験を活かして、オーストラリアのハイスクール(中高一貫)でSchool Support Officer(SSO)/Learner Support Officer(LSO)という学習支援の仕事をしています。
今回は、仕事の内容をご紹介します。
ちなみに仕事探しの模様は、こちらのnoteまで。
オーストラリアの学校について
※オーストラリアの学校制度は若干、州によって異なります。
【校種】
就学前:プレップ・レセプション
小学校:Year1~Year6
中高:Year7~Year12
小学校前の生徒にSSOの仕事があるのかはわかりません。
中高は、まとめてハイスクールやカレッジと呼ばれます。
【学期】
4学期制
1月末に新学年がスタート。1~3学期の間は、2週間のスクールホリデー。年末は約6週間ほど。
【職員】
先生のほかにたくさんの方が働いています。
仕事の紹介と詳細は以下のnoteまで。(現在制作中)
School Support Officerという仕事
学校で働く、先生以外の職員をまとめてSchool Support Officer(SSO)と呼びます。
その中で、私は生徒に直接かかわる、Learner Support Officer(LSO)と呼ばれる学習支援の仕事をしています。
Inclusive Education(インクルーシブエデュケーション)ってやつの一部ですね。
【仕事内容】
・ADHDやASDやLDなどをもつ生徒の支援
・ウェルビーイング(anxietyなど)に課題がある生徒の支援
・身体障がいがある生徒の支援
・英語が第二言の生徒の支援(学校による)
・生徒全般の支援。
ざっくりとはこんな感じ。
【具体的な仕事】
・教室に行って、課題や宿題の手伝い
・1対1で課題や宿題の手伝い
・事務作業
何年生のどの教科に行くことになるかは、学校に決められます。
あてられたクラスに行って、インクルーシブエデュケーションの生徒や生徒全体のお手伝いをします。
一緒に数学の問題をしたり、英語のパラグラフのアイデアを考えたり。先生の言ってることをさらにかみ砕いて、説明することもあります。
スマホの注意もしまくってます!笑。
SSOになってよかったこと
【前職が活かせる】
日本で学校の先生をしていたことが、十二分に活かせます。
日本人だろうが、オーストラリア人だろうが生徒は生徒。生徒一人ひとりが抱えてるものを理解して、手伝う。ただそれだけ!
日本では先生でした。先生目線でSSOにしてほしいこと、してほしくないことを読み取って、行動することができます。
【オーストラリアの学校の仕組みがわかる】
うちはオーストラリアに住む日本人夫婦。
オーストラリアの学校のことなんて、何も知りません。
こんな状態なので、将来子どもができたときに私がこの仕事で得た知識が役に立つと思います。
\この仕事に興味が出たら↓こちらを読んでくださいね/
SSOになって困ったこと
【専門用語がわからない】
特に数学の専門用語がわからないんですよ!
分母、分子、代数、小数点・・・授業で何をやってるかは、わかります。
特にオーストラリアの数学は、日本より易しめだし。
ただ、専門用語がわからなくて、調べながらやってます。
ま、こんなこともあって、オーストラリア人も困ってますけどね。
【ユーモアがわからない】
専門用語は調べればいいんですよ。
ユーモア=文化
オーストラリアで生まれ育ったわけではないので、ユーモアを理解するのは、難易度高め。
meme(ミーム)を作りましょう!
※ミームってネット上で笑えるネタみたいなもの。
って課題のときに
「Ms!! 聞いて!聞いて!これおもしろいでしょ?」
ってそれを見ても、私はおもしろいかどうかわからないんです。
本当にごめんね。
さいごに
SSOの仕事について日本語での情報がなかなか見つかりませんでした。
アメブロ?をやってる方が1人。Yahoo知恵袋で質問されてる方が1人。
たまたまTwitterでつながった方が2人かな!?
かなりニッチなエリアではありますが、私のnoteも誰かのためになれば嬉しいです。
ご質問などあれば、お気軽にコメントやTwitterのDMまで。
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