学校の特徴が興味深い|オーストラリアでレリーフティーチャー(代替え教員)
オーストラリアでハイスクール(中高一貫)の先生をしています。
週に1日、空いている日があるので、これはいい機会だと、レリーフティーチャーをしています。
レリーフティーチャーって何?って方はこちらも読んでいただけると嬉しいです。
簡単かつ簡潔にいうと、休んだ先生の代わりの先生。
先生になって約1学期、いくつかの学校で体験したことをサラッとつづっていきます。
体験した学校
A 小学校、都会にも近く、ミドルクラスが多いエリア
B ハイスクール、郊外、田舎より
C ハイスクール、郊外、移民の多いエリア
ざっとこんなもんです。どこの学校も1、2日しか働いていないので、学校の全貌はわかっていません。もちろん!
その上でオーストラリアってマジでダイバーシティー!って感じでもらえたら、と思います。
A小学校
このエリアは、町の中心まで数キロで家族に人気のエリア。
この辺の家の価格や送り迎えの様子から察するに、ミドルクラスの家庭が多い印象でした。
人種は白人8割、あとはインドアジア系という感じ。
落ち着いた学校で授業もやりやすかったです。
詳しいレポートはこちら
Bハイスクール
学校のある場所は、郊外のくくりだと思うのですが、どことなく田舎な感じがするところ。
町はこれから開発される感じで、のんびりした海の町って感じですね。
人種は8割白人、あとはインドアジア系、アフリカ系、先住民の血を引く子。
たまたまかもしれませんが、私が勤務した週末は欠席の嵐!
どのクラスも、クラスの3分の1程度しか来ていませんでした。
そういうエリアなのかもしれません。
朝の会で早速トラブル勃発!初めて会う子のトラブル対処は気をつかいますね・・・。
Cハイスクール
このエリアは、移民が多いので有名。
近くにインド系のグロサリーのみならず、ショッピングセンターまであるんです。
その隣り町には、多くの中東系のお店が立ち並びます。
車で学校に近づくと・・・絶対的に白人が少ない。
クラスに入ってみると、白人よりもほかの人種が圧倒的に多い!
この学校では、少数派の白人の子たちも英語でない名前の子が多く在籍していました。
こうなると困るのが、名前。
読めないんです。
「今から出席をとるけど、名前の読み間違えするかもしれないの先に謝るね。」
と言ったほど。
生徒たちの英語を聞いていると、ここ数年でオーストラリアに来たのかな?と、明らかに英語が第二言語な子も多かったです。
ある少人数クラスでは、おしゃべりに花が咲き、私が日本人だとわかると、生徒たちも自分のバックグラウンドを教えてくれました。
驚くことに!オーストラリア生まれの子はゼロ。
生徒指導がしんどい学校と小耳に挟んでいましたが、全くそんなことはなく無事に1日が終了しました。
ダイバーシティー大国
オーストラリアは相当な内陸の田舎にでも行かない限り、様々な人種が共存するおもしろい国です。
学校で働き始めてから、エリアによっての違いを色濃く見れるのは、非常に興味深い!
日本で働いていた時のショッキングな保護者にこの現実を見せてやりたいなー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?