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オーストラリアの荒れた学校でも確信!教科指導力と同じくらい大切なのは・・・

オーストラリアで学校の先生です。

私がオーストラリアの荒れた学校で働いていた話は、noteでもちょくちょく書いています。

言うまでもなく大変だったのですが、悪いことばかりでもなく・・・

自分が教育者として信じてきたことが、ここでも「やっぱりそうだったのか!」と思えることがありました。

それは、生徒に
この先生は自分のことを大切にしていると感じてもらうこと。
がいかに重要か。

働き始めた当初、あるクラスが全くまとまりませんでした。

とにかくエネルギーがいるし、しんどいし、状況が改善されないし、だったのにある時、マシになったんです。

なぜか!?

週に4回ある授業の3回を私、1回をもう1人の面倒見の良い先生がもつという授業形態がポイント。

2人の面倒見がよく(自分で言うな)、情熱があり、あなたたちを大切にしているよのメッセージ(口に出しても、出してなくても)を送り続ける先生がかかわった結果だと確信しています。

長い教員生活で、教科指導力と同じくらい大事なのは
「生徒を大切にする」「愛する」
ことだと、信じ、生徒に接してきました。

生徒への愛なくしては、この仕事は成り立たない。少なくとも私のやり方は。

結果、このわちゃわちゃしたクラスで取ったアンケートでこんな評価をもらえました。

3つ目に注目!

週1で担当してくれていた先生からも
「まとまってきたね!」

と、言ってもらえたし、最後に行った簡単な調理実習の授業は成功!

私が学校を去ると伝えると、寂しがってくれる生徒もおり、自分のやり方は間違っていなかったんだと思えました。

これからもたくさんの壁にぶち当たりながら、「教師」の仕事を続けて行くでしょう。

私はどこの国でも、どんな生徒にでも、教育的な愛情を存分にかけ、大切に大切に生徒に接していく所存です!


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