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高卒アラサーバツイチ子持ち女子が就活してみたお話。第3話

高卒、バツイチ、子持ち、アラサー、パソコンできない、事務経験ゼロな私が、事務員目指して就活したらこうなった。

※これはフィクションです。職業訓練校に入学する経緯から、就職まで物語風にお伝えします。

・登場人物プロフィール


登場人物プロフィール

○神崎 文子 27歳 A型 高卒 バツイチ 子持ち
 飲食、接客サービス業で働いていた。仕事で知り合った男性と結婚、出産
 コロナの影響とご主人の事業失敗で別居。シングルマザーになった。

○中村 優香 27歳 O型 
 文子の幼馴染 彼女自身も苦労した転職を経験しており、アドバイスや
 サポートをしてくれる存在。

その他
○芋先生  キャリアコンサルタント 講師
○校長先生 訓練校の女性の先生 
○その他受講生


職業訓練校へ「選考試験」

OAビジネス基礎科 選考試験当日

私は慣れないリクルートスーツを着て
会場に着いた。

「いろんな人がいるなぁ…」
「ぱっと見…20代が3人、30代位が4人、40代位が6人、5,60代が3人かな...」
「男の人は…2人、40代くらいかな?」

定員よりも応募人数が多い

「また不安になってきたなぁ…」

私は優香の言葉を思い出して、”こんなことであきらめない”と自分に言い聞かせてた。

とうとう試験がはじまった。
内容は一般常識の簡単な問題。

”基礎的な訓練だから、入校テストも小学校でやったようなものだよ”
そうは聞いていたけど、、、、
いざテストになると緊張するなぁ.…

1.日本語テスト ⇒ローマ字読み書き
2.日本語テスト ⇒四文字熟語とか
3.算数テスト  ⇒足し算割り算(ちょっとむずかしかった
4.図形テスト  ⇒図形とかみて答えるやつ
※「過去問題」
応募書類様式及び入校選考試験過去問題等のダウンロード

それぞれ10分であっという間に終わり。

◎算数の問題で4択だったけど難関問題

「問題」Aさんは1時間に1枚の板をペンキで塗ります。
    Bさんは1時間に同じ大きさの板を3/2塗ります。
二人で力を合わせて1枚の板のペンキを塗りました。

仕事算


さて、何分で塗り終えたでしょうか。

1:40分 2:38分 3:36分 4:30分 

こんな算数やったことなかったから
とてもm緊張していたけど、なんとか全部埋めることはできた。

「試験対策しててよかった…」
選択式はしっかり考えて、選択候補に困ったら”3”の法則で
なんとかなるってアドバイスどおりに答えました(笑)

これからすぐに面接
しばらくして
名前を呼ばれて面接室に入った。

【面接で聞かれること】

まとめてみると

①あなたが受講したい訓練内容は確認したのか。
 しっかり確認して、何をやるのか何度も見直しておいて
 どんな科目が何時間あるのか、しっかり見ておく。
 職業能力開発という科目、パソコン以外の座学があること。
 一定レベルをクリアしているか、定例テストがあること。

②ハローワークから訓練校の出席について厳し事は理解したか
 子供が小さい場合、周りのサポートがしっかりあるか
 遅刻や欠席は、書類提出する (面倒くさそう…)
 就職するため子供に気を取られず、9時~15時30までしっかり学べるか。
 ※出席率8割を下回ると、給付金がもらえない…

③パソコン教室じゃなくて、就職するためを理解しているか
 就職希望の仕事が、まず求人のあるような仕事なのか
 ここにズレがないか、しっかり聞かれるみたい。
 就職するという目的をしっかり持っているか。

④受講するための、自己PR
 しっかりと休むことなく、訓練に取り組んで就職します!
 っていう事を伝えること。
 

【選考試験終わり】

合格、不合格は郵便で届くと説明された。

”弱気になったら負け”

”絶対に合格して訓練校で学んで就職する!”
って強く思うことだよって、なんども言われたので
そう信じて待つことに…

しばらくして訓練校から封筒が届いた
 [合格] 

優香にLINEでお礼を伝えた

「ありがと~合格したよ~」

優香「おめでと~これからだね~」
「ここからスタートだね♪」

「ほんとだね~ありがと~」

私ははじめて自分から勉強していく気持ちになっていることを感じ
不思議な感覚があることにきがついた。
「どんな人たちと会えてどんな授業があるのかな・・・」
そんな期待する思いがどんどん膨らんできた。

今日のまとめ

・多くの人が集まる場では、その場にふさわしい恰好すること
・試験があるときはどんなことをやるのか、調べること、準備すること
・面接は、訓練の事についてしっかり頭に入れておくこと


「ハローワークからスタート」「第一関門 選考試験」⇒「訓練初日」


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